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| ここでは、「100冊の本」に選ばれた著者の簡単なプロフィール、 また、100冊本以外の著作・関連書について紹介します。 *センター所蔵の本は書名から検索画面に飛びます。 |
| 今週の100冊本の著者 【05/9/3】 |
| 中学編K レイチェル・カーソンの本 | ||
| 100冊の本(中学編−28) | 『センス・オブ・ワンダー』 | |
| 100冊の本(高校編−25) | 『沈黙の春』 | |
| ■略歴■(1907年5月27日 - 1964年4月14日)。1960年代に環境問題を告発した生物学者。当時、合成化学物質の蓄積が環境悪化を招くことはまだ、顕在化しておらず、その啓蒙活動を行った彼女の意義は大きかった。特に、『沈黙の春』は、農薬類の問題を告発した書として、米国政府にまでその衝撃波が伝わった書である。
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■センター所蔵・お奨め■ 『海辺』 干満という永遠のリズムの中に生き続ける海の生物たち。渚に、絶え間なく打ち寄せる生命の波。生物と地球を包む本質的調和によって海辺を解説し、生物たちの生態を紹介する。『失われた森』 生命への畏敬。20世紀の初めに生まれ、いち早くそのことに気づき、行動した女性がいた。これは、優れた科学者であり、文筆家であった彼女の残した多くの埋没原稿と書簡でつづる、現代エコロジーの原点ともいうべきひとりの人間の偉大な精神史である。名著『沈黙の春』を生んだレイチェル・カーソンの未公表原稿集。 |
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| 『潮風の下』 シギたちの北極への渡り、息をのむサバの生き残りレース、ミサゴとハクトウワシの空中戦…。海辺の生き物たちの生命の営みを、生物学者としての透徹した目と親しみやすく豊かな表現力であざやかに描いた自然文学の傑作。 | ||
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| 高校編K コンラート・ローレンツの本 | |
| 100冊の本(高校編−42) | 『ソロモンの指輪』 |
| ■略歴■ コンラート・ローレンツ(1903年11月7日-1989年2月27日)。オーストリア生まれの動物行動学者。当初ウィーン大学医学部で学び医師の資格を得るが、ウィーン大学で動物学を学ぶ。ケーニヒスベルク、ミュンスターの各大学教授を経て、1974年にオーストリアに戻り、オーストリア科学アカデミー動物社会科学研究所の所長になる。動物行動学という学問分野を確立した人としても知られる。特に、コクマルガラスやハイイロガンの観察研究が有名。自ら様々な動物を飼育し、刷り込み現象の発見は、自らのハイイロガンの雛に母親と間違われた体験に端を発したものである。 | |
■センター所蔵・お奨め■ ![]() 「攻撃」 軽妙な動物物語でも知られる著者が、比較行動学の立場から、攻撃本能に新しい光を当てた名著。 「人イヌにあう」 動物を深く愛し、動物を知ることは、人間を知る上でも意味深い。動物学を越えた愛情ある観察は、イヌを理解する上で大きな助けになる。犬・ネコと付き合う人の必読書。 「文明化した人間の八つの大罪」 動物行動学をうちたてた世界的権威・ローレンツ博士が、荒廃・人の感性の衰弱など、人類の八つの危機とその崩壊過程を明示し、回復への道を探る。 |
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| 『鏡の背面』 人間の行動のもとである認識システムはどのように進化してきたか。動物行動学・哲学・医学の分野から新たな総合的人間学をめざした、野心的な試みの書。 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/7/16】 |
| 中学編J 山本周五郎の本 | ||
| 100冊の本(中学編−57) | 『さぶ』 | |
| ■略歴■ (1903年06月22日 〜 1967年02月14日)日本の作家。山梨県生まれ。1907年に山津波で家を失って上京。小学校卒業後、東京の質屋、山本周五郎商店で徒弟として働く。16歳頃から小説を書き始め、1926年『須磨寺附近』で文壇に登場する。1943年『日本婦道記』が直木賞となるが受賞を辞退。権力を嫌い、「庶民派」として知られる。読者から小説が認められればよいとして賞の類はすべて断った。代表作『さぶ』『赤ひげ診療譚』『樅の木は残った』など。 |
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■センター所蔵・お奨め■「ながい坂」 下級武士の息子が、世の理不尽さに耐え、努力と才能を伸ばしながら、着実に出世の階段を上っていく姿を描いた作品。徳川家康の言葉「人生とは重き荷物を背負って坂道を登るようなもの。忙ぐべからず」をモチーフに描かれたこの作品は、ついに書かれることのなかった著者の「徳川家康」伝に相当するものといわれている。 |
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| 「樅ノ木は残った」 歴史に名高い「伊達騒動」を題材に取りながら、それまで藩乗っ取りを画策した極悪人と称された原田甲斐を、藩と領民を守るために、自らと家族をも犠牲にした、ヒーローとして、描いた作品。ちょうど司馬遼太郎の「竜馬が行く」がそれまで無名だった坂本竜馬を幕末史の英雄へと、評価を一変させたように、小説が歴史上の人物の評価を変えてしまった稀有な作品。著者代表作。 | ||
| ●こっけい物 周五郎は実は短篇の名手であり、特にユーモア作品「こっけい物」には定評がある。「百足ちがい」「わたくしです物語」「ひやめし物語」「おしゃべり物語」など。 | ||
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| 高校編J 井伏鱒二の本 | |
| 100冊の本(高校編−78) | 『黒い雨』 |
| ■略歴■ 井伏 鱒二(いぶせ ますじ、1898年2月15日 - 1993年7月10日)は小説家。本名は井伏満寿二。広島県福山市出身。旧制広島県立福山中学校(現・広島県立福山誠之館高校)卒業。早稲田大学文学部英文科中退。1937年に 『ジョン萬次郎漂流記』で第6回直木賞を受賞、1966年に文化勲章を受章した。他の代表作に、『黒い雨』『山椒魚』など。『厄除け詩集』などの詩作、『ドリトル先生』シリーズの翻訳でも知られる。 | |
■センター所蔵・お奨め■ 『山椒魚』 岩窟に閉じ込められて性格が悪くなり、極端なニヒリズムに陥った山椒魚がまわりの生物をバカにする前半と、山椒魚が蛙を閉じ込めてしまってからの会話を描く後半とからなる。岩窟にまぎれこんだまま成長して出られなくなった「山椒魚」の悲喜劇を描く、著者の初期作品。 |
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| 『ジョン万次郎漂流記』 第6回直木賞を受賞した文壇出世作。むろん中浜万次郎の漂流を素材としている。 | |
| 『ドリトル先生・シリーズ』(翻訳) 英国の作家、ロフティングの児童文学の傑作を、親しみやすく、そのうえ、品格の高い文章で翻訳した名品。 | |
| *井伏鱒二全集 筑摩書房刊 (全18巻)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/7/9】 |
| 中学編I サン・テグジュペリの本 | ||
| 100冊の本(中学編−87) | 『星の王子さま』 | |
| ■略歴■ (Antoine de Saint-Exupery, 1900年6月29日 - 1944年7月31日)フランスの作家・飛行機乗り。郵便輸送のためのパイロットとして、南米の飛行航路開拓などにも携わった。第二次世界大戦中の1943年、亡命先のニューヨークから、自ら志願して再度の予備招集でアフリカ戦線へ。1944年7月31日、フランス内陸部を写真偵察のため、ボルゴ飛行場から単機で出撃、消息を絶った。 |
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■センター所蔵・お奨め■『夜間飛行』 冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた代表作。。南米ブエノス・アイレスの地に、主人公と同様、郵便飛行の支配人として赴任していた時期に執筆され、1931年度のフェミナ賞に輝いた。 |
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| 『戦う操縦士』 第二次大戦下の1940年5月23日、サン=テグジュペリは、アラスに集結したドイツ戦車部隊の所在を確認すべく、偵察飛行に出撃した。風防ごしの地上に見たものは、諸世紀をつうじて獲得されてきた信仰と習慣と認識との遺産である文明が崩壊し、関係の結び目をほどかれて、避難民として流浪する人々の姿だった。高射砲の弾幕の中で、作者は飛行の物語をたえず中断し、過去の思い出の世界へ、おのれの存在の根へとおりてゆく。学院の教室へ、幼い日をすごした城館の暗い玄関ホールへ、チロル生まれの家政婦ポーラの姿へ…。生と死の狭間でのかずかずの省察を経て、やがて人間の再興と、文明の再生の条件が語られる。亡命中の1942年2月にニューヨークで出版された作品。 | ||
| *サン=テグジュペリ・コレクション みすず書房刊 (全7巻) 所蔵 | ||
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| 高校編I フランツ・カフカの本 | |
| 100冊の本(高校編−89) | 『変身』 |
| ■略歴■ (Franz Kafka, 1883年7月3日 - 1924年6月3日)。チェコの小説家。常に不安と孤独を漂わせる非現実的で幻想的な作品世界は、表現主義的とも言われる独特の不条理さに満ちている。死後の1958年に友人の編集した全集が刊行されるまで忘れられた存在であったが、刊行後、サルトルやカネッティなどに絶賛され、世界的なブームとなった。 | |
■センター所蔵・お奨め■ 『アメリカ』 年上の女に誘惑されたばかりに、両親にやっかいばらいされたカール少年は故国ドイツを追われアメリカへ。ニューヨークの伯父の家からも追い出され、放浪の旅に出る。カフカ的冒険小説。「城」「審判」とともに孤独3部作といわれ、絶好のカフカ入門書といえる。 |
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| 『城』 ある冬の夜。Kという男が、どこともはっきりしないある村にたどり着く。村の近くの「城」から仕事を依頼されたのだが、到ることができない…。この城という謎の存在を前にして、一見喜劇的ともいえるKの日常がはじまる。二〇世紀文学に異彩を放つ代表的迷宮世界。 | |
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●『カフカ全集から』 「審判」 ある朝、アパートで目覚めた銀行員Kは突然、逮捕される。理由は判らない。正体不明の裁判所と罪を知らないKのはてしない問答がつづく…。「城」「アメリカ」と長編三部作をなす未完の傑作。 |
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| *カフカ全集 新潮社 (全12巻)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/7/2】 |
| 中学編H ジュール・ヴェルヌの本 | ||
| 100冊の本(中学編−79) | 『十五少年漂流記』(二年間の休暇) | |
| ■略歴■ ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne, 1828年2月8日 - 1905年3月24日)。フランスの小説家・SF作家。H・G・ウェルズとともにSFの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる。1848年、法律の勉強のため訪れたパリでアレクサンドル・デュマ父子と出逢い、劇作家を志す。1863年に書いた冒険小説『気球に乗って五週間』が大評判となり、流行作家となった。 | ||
■センター所蔵・お奨め■『八十日間世界一周』 時は1872年。英国貴族フォッグ卿は八十日間で世界一周ができるかどうか、友人と二万ポンドの賭けをした。成功を疑う紳士たちをあとに、フォッグ卿はただちにロンドンを発った。手に汗握るスリル、全編にあふれたエキゾティズム、著者傑作中の傑作。 |
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| 『サハラ砂漠の秘密』 十年前、反逆罪の汚名をきせられて銃殺された兄バクストン大尉の死因に疑問を抱いた妹のジェーンはアフリカの奥地へと赴いた・・・。大砂漠の中に出現する科学の粋を集めた秘密都市。専制君主ハリー・キラーとは何者か?暗黒大陸を部隊に繰り広げられるスリリングな冒険小説。 | ||
| 『悪魔の発明』 偉大な天才発明家トマ・ロック博士新発明に没頭していた。ことに一発で一国の艦隊を絶滅させうるというロック式電工弾は恐怖の発明であった。しかし、厳重な警戒にもかかわらず海賊ケル・カラージュの手に奪われた。大西洋諸国は連合艦隊を編成してカラージュの根拠地へと向かったが・・・。20世紀の恐怖となった原子力兵器ミサイルを予知した傑作。 | ||
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| 高校編H エドガー・アラン・ポーの本 | |
| 100冊の本(高校編−85) | 『黒猫・黄金虫』 |
| ■略歴■ エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe、1809年1月19日 - 1849年10月7日)。アメリカの小説家・詩人。1841年に発表された小説『モルグ街の殺人』には探偵オーギュスト・デュパンが登場し、史上初の推理小説と評価された。また、フランスのボードレールなどの象徴派詩人に大きな影響を与えた。日本の推理作家、江戸川乱歩の名前は、エドガー・アラン・ポーをもじって付けられたものである。 | |
■センター所蔵・お奨め■ 『ポオ小説全集』内 「メルッツルの将棋指し」 自動将棋指し人形「メルッツルの将棋指し」のからくりを、当時無名の新聞記者だったポーが、大胆に推理したエッセイ。後の『モルグ街の殺人』の素人探偵オーギュスト・デュパンもかくや、と思わせる、ポーの推理力、(分析力)が光る一編。 「メェルシュトレエムに呑まれて」 大渦巻きに呑み込まれた漁師の恐怖の体験を、描く怪奇短篇。 |
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| 「赤死病の仮面」 街中に疫病が蔓延するなか、高い防壁に守られた公爵の館だけは、安全を保たれ、豪華絢爛な生活が営まれていた。だがそこに、謎の赤い仮面を被った男が現れた・・・。超短篇の恐怖小説。 | |
| 「マリー・ロジェの謎」 探偵オーギュスト・デュパンものの一作。死体となって発見されたマリー・ロジェの死の真相を、新聞と状況証拠から推理していく。推理する=分析する知性の面白さを存分に感じさせる一編。 | |
| *ポオ小説全集 東京創元社刊 (全4巻・文庫)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/06/27】 |
| 中学編G ヘルマン・ヘッセの本 | ||
| 100冊の本(中学編−83) | 『車輪の下』 | |
| ■略歴■ ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse, 1877年7月2日 - 1962年8月9日)。ドイツの詩人・作家。牧師の家庭に生れ、神学校に進むが脱走、職を転々とした後、書店員となり、1904年の『郷愁』の成功で作家生活に入る。両大戦時には、非戦論者として苦境に立ったが、スイス国籍を得、在住、人間の精神の幸福を問う作品を著し続けた。1946年ノーベル文学賞受賞。 |
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■センター所蔵・お奨め■『デミアン』主人公シンクレールが、友人デミアンや、孤独な神秘主義者の音楽家との出会いから、真の自己を見出していく過程を描いた代表作。「人間の使命はおのれにもどることだ」という命題を展開したこの小説は,第一次大戦直後の精神の危機を脱した著者が,世界とおのれ自身との転換期にうちたてたみごとな記念碑というべき名作. |
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| 『荒野のおおかみ』 一風変わった下宿人、ハリ・ハラーの残した手記という体裁をとりながら、同時代の機械文明の発達に幻惑されて己れを見失った同時代人を批判した著者の自己告白の書。 | ||
| 『シッダールタ』シッダールタとは、釈尊の出家以前の名である。生に苦しみ出離を求めたシッダールタは、苦行に苦行を重ねたあげく、川の流れから時間を超越することによってのみ幸福が得られることを学び、ついに一切をあるがままに愛する悟りの境地に達する。――成道後の仏陀を讃美するのではなく、悟りに至るまでの求道者の体験の奥義を探ろうとしたこの作品は、ヘッセ芸術のひとつの頂点である。 | ||
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| 高校編G ゲーテの本 | |
| 100冊の本(高校編−83) | 『ファウスト』 |
| ■略歴■ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe, 1749年8月28日 - 1832年3月22日)。ドイツを代表する詩人であり、劇作家、小説家、科学者、哲学者、政治家。1800年頃のドイツで最も影響力のあった学者であり、詩人であった。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『若きウェルテルの悩み』 親友の恋人ロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いた書簡体小説。 『ヴィルヘルム・マイステルの徒弟時代』 18世紀封建制下のドイツ.一女性との恋に破れ,演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは,そこで様々な人生の明暗を体験,運命の浮沈を味わう。 |
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| 『詩と真実』 誕生からワイマール公国に仕官する26歳までの半生を述べたゲーテの自叙伝。 |
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| 『ゲーテとの対話』 ゲーテを崇拝してやまなかったエッカーマン(1792−1854)は,晩年のゲーテに深く愛され,その側に身を置いた。ほぼ10年に及ぶ両人の親しい語らいは,文学や芸術はもとより,個人生活や諸外国の文化など多岐にわたり,それらをまとめた本書は,まるで読者もまたゲーテと語り合っているかのような愉しさにあふれている。 | |
| *ゲーテ全集 人林書院刊 (全12巻)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/06/20】 |
| 中学編F 武者小路実篤の本 | ||
| 100冊の本(中学編−46) | 『友情』 | |
| ■略歴■ 武者小路 実篤(むしゃのこうじ さねあつ、1885年5月12日 - 1976年4月9日)、東京都出身。学習院高等学科を経て、東京帝国大学哲学科に入学。1910年には志賀直哉、有島武郎、有島生馬らと文学雑誌『白樺』を創刊。これに因んで白樺派と呼ばれる。トルストイに傾倒した。理想的な調和社会の実現を目指して宮崎県に「新しき村」を建設しようとした。一種のユートピアである。1951年に文化勲章受章。 |
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■センター所蔵・お奨め■『真理先生』 「真理先生」と呼ばれる一介の古本屋の店主とその交友を描き、自分の信念や理想に忠実な「善人」たちの様子から、人生を力強く肯定した著者後期を代表する傑作。「山谷五兵衛モノ」の一冊。 『一休』 誰でも知っている「一休和尚」の伝記を、児童にも分かりやすく平易に書いたもの。子供向けではあるが、その文章の味わいはやはり武者小路独特のものだ。 |
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| 『幸福者』 清廉で欲がなく、贅沢をせず、一文もお金を持たず、集まってきた弟子たちに食を与えられながら、教えを説いていた師。1人の弟子が師との生活を回想する。「新しき村」建設当時に書かれ、当時の理想と情熱を最もよく伝える大正文学の傑作。 | ||
| 『馬鹿一』 「石馬鹿」と呼ばれる石しか描かない画家と、それを取巻く人々との交遊を通して、懸命に理想に生きる人々の姿を真摯に、しかし明るく楽天的に、ユーモアを交えて描いた「山谷五兵衛モノ」の一冊。 | ||
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| 高校編F 有島武郎の本 | |
| 100冊の本(高校編−65) | 『カインの末裔』 |
| ■略歴■ 有島 武郎(ありしま たけお、1878年3月4日 - 1923年6月9日)、東京都出身。作家。学習院中等全科を卒業後、札幌農学校に入学。内村鑑三や森本厚吉の影響などもあり、1901年にキリスト教に入信。軍隊生活後、渡米し、社会主義に傾倒したり西欧文学の影響を受ける。志賀直哉、武者小路実篤らと出会い同人誌『白樺』に参加。文学者としての活動を開始し、白樺派の中心人物の一人として活躍。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『或る女』 近代的自我の芽生えた明治時代に、封建的な社会に反逆し、自由奔放に生きようとして敗れる一人の女性を描くリアリズム文学の傑作。 『小さき者へ』 病死した最愛の妻が残した小さき子らに、歴史の未来をたくそうとする慈愛に満ちた随筆。 |
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| 『ドモ又の死』 友愛に溢れた画家仲間のひたむきな精進を描き、その所信を貫く懸命な姿は読者を感動に誘う。 | |
| 『一房の葡萄』著者生前唯一刊行の創作集。早くに母を亡くした愛児たちのために献辞を捧げている。童話集だが、その内容は大人の読者の鑑賞にも耐えうる秀作に仕上がっている。 | |
| 『惜みなく愛は奪う』 キリスト教的ヒューマニズムの立場に立った著者が、他者への愛とエゴイズムの相克の中で綴った自我確立までの道程を描いた論文。著者の小説の理解の上でも、当時の知識人の抱えていた問題意識についても、知る上で重要な作品。 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/06/13】 |
| 中学編E 本多勝一の本 | ||
| 100冊の本(中学編−13) | 『極限の民族』 | |
| ■略歴■ 本多 勝一(ほんだ かついち、1932年3月28日 -)>。ジャーナリスト。 長野県出身。元朝日新聞記者。特に有名なのは、中国で取材した南京大虐殺についての連載記事をまとめ直した『中国の旅』。その一方、『きたぐにの動物たち』、『カナダ=エスキモー』、『ニューギニア高地人』、『アラビア遊牧民』といった自然系や人類学系のルポでも知られる。日本語に対する関心も深く、『日本語の作文技術』・『実戦・日本語の作文技術』などの著書もある。 |
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■センター所蔵・お奨め■『滅びゆくジャーナリズム』 ジャーナリズムの現状を厳しく問う論考・対談集。 『冒険と日本人』 日本人にとっての「冒険」の意味と意義を問う。 『戦場の村』 戦争下のベトナム人の生活と肉声を伝えるルポルタージュの傑作。 |
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| 『日本語の作文技術』 プロの文筆家や大学生たちの間で四半世紀以上もロングセラー。 |
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| 高校編E 立花隆の本 | |
| 100冊の本(高校編−46) | 『脳を究める』 |
| ■略歴■ 立花 隆(たちばな たかし、1940年5月28日 - )、長崎県出身。ジャーナリスト。東京大学仏文科卒。文芸春秋に入社するが、 2年で退職し、東京大学文学部哲学科に再入学。 途中から文筆活動を開始する。田中角栄の金脈批判をはじめ、「石油」、「総合商社」、「農協」、「中核・革マル」など、巨大な権力、組織の徹底究明のジャーナリズム活動を行う。 その後は宇宙開発、サル学などサイエンス関係に関心の場を広げている。1996年-1998年東京大学教養部で立花ゼミを主催。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『ロッキード裁判とその時代』 総理大臣の「犯罪」を白日の下にさらけ出したロッキード事件を通し、時代そのものを活写する、日本現代史の真相に迫る貴重な資料。 『インターネットはグローバル・ブレイン』 自らホームページを開設し、ネット上に情報を発信している著者による考察。対談。インターネット技術の発展が社会や歴史にどんな影響を与えるかを考える。 |
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| 『東大生はバカになったか』 自らも東大にゼミを持つ著者の初めての教育・教養論集。 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/06/06】 |
| 中学編D 野田知佑の本 | ||
| 100冊の本(中学編−37) | 『日本の川を旅する』 | |
| ■略歴■ 野田 知佑(のだ ともすけ、1938年1月2日 - )。カヌーイスト、作家。 熊本県出身。早稲田大学文学部英文学科卒。日本のカヌーの先駆者で、日本・世界各地の川を旅する。 1982年に『日本の川を旅する』で第9回日本ノンフィクション賞・新人賞を受賞、 1998年に毎日スポーツ人賞文化賞を受賞。飼い犬であった「ガク」は日本初のカヌーに乗れる「カヌー犬」として注目を浴びた。 名前は椎名誠の息子「岳」の名をもらった。 |
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■センター所蔵・お奨め■『のんびり行こうぜ』 千葉県の亀山湖のほとりに住みついた、1984年の秋から1年半の生活を綴ったエッセイ。 『北極海へ』 カナダから、北極圏迄の川旅。時にインディアンの部落に紛れ込み、時に無人の川辺で熊と遭遇する。飄々と旅する姿は、しかし人の本来持ってる「透明な孤独感」、「寂寞感」を感じさせ、感動的だ。 |
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| 高校編C 坂口安吾の本 | |
| 100冊の本(高校編−57) | 『堕落論』 |
| ■略歴■ 坂口 安吾(さかぐち あんご、1906年(明治39年)10月20日 - 1955年2月17日) 、小説家、エッセイスト。新潟県出身。東洋大学文学部印度哲学科卒業。純文学のみならず、推理小説、文芸エセーまで、幅広く活動した。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『白痴』 終戦末期、頽廃と堕落の生活の中で出会った白痴の女との交流。「生きるための、明日の希望がないから」女は捨てていくはりあいもなく、ただ今朝も太陽の光がそそぐだろうかと考える。戦後の混乱と頽廃の世相にさまよう人々の心に強く訴えかけた著者の代表作。 |
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| 『暗い青春・魔の退屈』 「我らの青春が暗いのではない。青春とは暗いものだ。」自らの〈暗い青春〉を回想した自伝的短篇 |
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『安吾史譚』 「無頼派」といわれた著者がその流儀のままに語った日本史上異色の七人の評伝。〈天草四郎は頭の悪いテロ少年〉、〈マセてヒネコビた少年頼朝〉、〈日本一の、大ゲサな歌よみ柿本人麿〉など。――日本史を色どった個性的人物を、大胆な史観と鋭い人間洞察で縦横に論じた歴史エッセイ。 |
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| *定本坂口安吾全集 冬樹社刊 (全13巻)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/05/30】 |
| 中学編C 向田邦子の本 | ||
| 100冊の本(中学編−35) | 『父の詫び状』 | |
| ■略歴■ 向田 邦子(むこうだ くにこ、1929年11月28日 - 1981年8月22日)、東京都出身。テレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家。1952年に雄鶏社に入社し、雑誌『映画ストーリー』の編集に従事するかたわら脚本を学ぶ。1960年に同社を退社後、脚本家となり、20年間で1000本以上の作品を手がけた。主な作品に『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』(以上東京放送製作)『阿修羅のごとく』『あ・うん』(以上日本放送協会NHK東京製作)などがある。小説家としても活動し、1980年、短篇の連作「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞した。エッセイにも定評がありエッセイ集『父の詫び状』、『夜中の薔薇』などがある。1981年、機墜落事故に遭い死亡した。 |
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■センター所蔵・お奨め■『あ・うん』 神社の狛犬のような親密な男の友情と、親友の妻への密かな思慕を、太平洋戦争前の世相を背景にあざやかに描いた長篇。 『寺内貫太郎一家』 著者の父親をモデルに、口下手で怒りっぽいくせに涙もろい愛すべき日本の〈お父さん〉とその家族を描く処女長編小説。 |
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| 『夜中の薔薇』 爽やかな自己主張を貫いた半生を率直に語り、平凡な人々の人生を優しい眼差しで掬いあげる名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまぬ著者最後のエッセイ集。 |
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| *『向田邦子全集』 文藝春秋刊 (全3巻)所蔵 | ||
| 高校編C 阿部謹也の本 | |
| 100冊の本(高校編−35) | 『「世間」とは何か』 |
| ■略歴■ 阿部謹也(あべ きんや、1935年 - )、東京都出身。歴史学者。専門はドイツ中世史。「世間」をキーワードに独自の日本人論を展開し言論界でも活躍する。一橋大学経済学部卒業後、同大学院社会学研究科を修了。東京経済大学教授、一橋大学教授、一橋大学学長、国立大学協会会長、共立女子大学学長などを歴任。著書に『ハーメルンの笛吹き男』『刑吏の社会史』『「世間」とは何か』など。『中世を旅する人びと』でサントリー学芸賞、『中世の窓から』で大佛次郎賞。1997年には紫綬褒章を受章。 |
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■センター所蔵・お奨め■『刑吏の社会史』 神聖な儀式であった処刑は、12〜13世紀を境に卑賤な刑吏の職業へと転換してゆく。その背後では何が起っていたのか。賤民身分の成立と解体を、中世人の死生観と宇宙観から解明する。 |
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『中世の星の下で』 遠く中世ヨーロッパの庶民たちはいったいどんな暮らしをしていたのだろうか。本書では、日常生活をとりまく具体的な〈モノ〉たちと中世の人々との間にかわされた交感を取り上げ、さらに兄弟団、賤民、ユダヤ人などを論じて、当時の人と人との関係を再発見する。 |
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『学問と「世間」』 日本で、個人と社会の間にあって個人の行動を大きく規制している「世間」という存在を学問の世界に焦点を当てて論じた学問論。生活世界=「世間」を学問の対象とすることを説いたフッサールに拠りながら、国民から遊離した大学の学問の現状を批判的に考察し、学問の再編成を提言する。 |
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| 今週の100冊本の著者 【05/05/23】 |
| 中学編B 柳田国男の本 | ||
| 100冊の本(中学編−12)・(高校編−24) | 『遠野物語』・『海上の道』 | |
| ■略歴■ 柳田 國男(やなぎた くにお、1875年7月31日 - 1962年8月8日)、兵庫県出身。日本民俗学の祖。急速な近代化により省みられなくなった伝統的な生活を初めて、学問の対象にした功績は大きいが、反面、彼自身の性格・手法によって切り捨てられた民俗があることも、近年指摘されている。没後、蔵書は成城大学に寄贈され、柳田文庫として活用されている。 |
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■センター所蔵・お奨め本■『桃太郎の誕生』 昔話の解析を通して、日本社会の断面図を描こうとしたもの。この手法は民俗・民族学、文化人類学に応用され、多くの後継者を生み出した。例:中野美代子の『孫悟空の誕生』。 『明治大正史 世相篇』 明治大正の日本人の暮し方、生き方を、民俗学的方法によって描き出した画期的な世相史。 |
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| 『定本 柳田国男集』から | ||
| 「蝸牛考」 蝸牛(かたつむり)を表わす方言は,京都を中心としてデデムシ→マイマイ→カタツムリ→ツブリ→ナメクジのように日本列島を同心円状に分布する.それはこの語が歴史的に同心円の外側から内側にむかって順次変化してきたからだ,と柳田国男は推定した.すなわちわが国の言語地理学研究に一時期を画した方言周圏論の提唱である。 |
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| 「一つ目小僧・その他」 わが国に広く伝承されている一つ目小僧、橋姫、隠れ里、ダイダイ坊などの伝説を蒐集・整理し、その伝播に携わった常民の信仰・習俗・精神構造の推移を考究した。 |
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| 「妹の力」 かつて女性が、霊の力をみとめられていた時代の神秘を、広範な民俗学の方法によって解明する。「玉依彦の問題」「玉依姫考」「雷神信仰変遷」「人柱と松浦佐用媛」「小野於通」など。 |
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| *『定本 柳田国男集』(全36巻+月報)所蔵 | ||
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| 高校編B 和辻哲郎の本 |
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| 100冊の本(高校編−11) | 『鎖国』 |
| ■略歴■ 和辻 哲郎(わつじ てつろう、1889年3月1日 - 1960年12月26日)、『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本の哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家。東京帝国大学哲学科卒業後、谷崎潤一郎らと第二次『新思潮』に参加。夏目漱石の門下に入り、ニーチェ、キェルゴール研究や『偶像再興』、『古寺巡礼』などを刊行する。また雑誌『思想』の編集に加わる。その倫理学の体系は、和辻倫理学と呼ばれる。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『古寺巡礼』 「20代の著者が、飛鳥・奈良の古建築・古美術に相対し,その印象を若さと情熱をこめて書きとめた美の世界。 『埋もれた日本』 身辺について語ることの少なかった博士が、恩師について、友人について、また京都の美について、筆のおもむくままに書き綴った貴重な随想集。 |
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| 『風土』 「風土とは単なる自然環境ではなくして,人間の精神構造の中に刻みこまれた自己了解の仕方に他ならない」こうした観点から著者はモンスーン・沙漠・牧場という風土の三類型を設定し,日本をはじめ世界各地域の民族・文化・社会の特質を見事に浮彫りにした.今日なお論議をよんでやまぬ比較文化論の一大労作。 |
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| 『和辻哲郎全集』から | |
| 『孔子』 当時の最新の文献研究に基づいて『論語』を読みとき,その成立過程を明快に分析した名著。全篇を一貫する広い視野,随所にあらわれる知性の天才的なひらめき,達意の美しい文章は,あたかも第一級の推理小説を読む如き高度の喜びと楽しみを与えてくれる.」 |
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| *『和辻哲郎全集』 岩波書店刊 (全20巻)所蔵 | |
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| 今週の100冊本の著者 【05/05/16】 |
| 中学編A 梅原猛の本 | ||
| 100冊の本(中学編−2) | 『梅原猛の授業−道徳』 | |
| ■略歴■ 梅原 猛(うめはら たけし、1925年3月20日 - )愛知県出身。哲学者、作家。1948年京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学長、国立国際日本文化研究センター所長などを歴任。大胆な仮説により、『梅原史学』、『怨霊史観』といわれる独特の歴史研究書を著し、井沢元彦らに大きな影響を与えた。1992年文化功労者、1999年文化勲章。 |
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■センター所蔵・お奨め■ 『隠された十字架』 大胆な仮説で学界の通説に挑戦し、法隆寺に秘められた謎を追い、古代国家の正史から隠された真実に迫る。 『水底の歌』 柿本人麿は流罪刑死した。万葉集に迫り、正史から抹殺された古代日本の真実をえぐる梅原日本学の大作。 |
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| 『古典の発見』 身近にある日本の古典から、新たに発見した「おどろき」を書きとめ、まとめたたもの。 |
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| *『梅原猛著作集』 集英社刊 (全26巻)所蔵 | ||
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| 高校編A 孔子関連の本 |
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| 100冊の本(高校編−2) | 『論語』 |
| ■略歴■ 孔子(こうし、紀元前551年‐紀元前479年)は春秋時代の中国の思想家で、儒教の創始者。『論語』はその言行を弟子が記録しまとめたもの。司馬遷の史記世家の記述が最も古い伝記である。 |
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■センター所蔵・お奨め■『論語物語』 下村湖人著 数多くの断章からなる論語を、物語として再構成したもの。戦前の著作ながら、読みやすさと云う点では、一番とっつきやすい。 『弟子』 中島敦著 孔子の弟子、子路の生涯を論語の記述を元に描いた短篇。その簡潔な文体といい、好漢・子路の格好良さと云い、論語抜きで読んでも絶対に面白い好篇。 |
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『論語の世界』 金谷治著 最もポピュラーな岩波文庫版『論語』の訳者による伝記。 |
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| 『論語の新研究』 宮崎市定著 東洋史学の泰斗、宮崎市定先生の、論語の研究をまとめたもの。宮崎史観とも云うべき独特の史観を自らの著作で述べてきた著者らしい、一風変わった論語の新解釈が読める。 |
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| 『孔子』 和辻哲郎著 当時の『論語』最新の研究に、自らの考えを附加したもの。明瞭でわかりやすい解説ももちろんだが、思想家としての著者の考えが、随所にちりばめられている。 |
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| 今週の100冊本の著者 【05/05/09】 |
| 中学編@ 吉野源三郎の本 | ||
| 100冊の本(中学編−1) | 『君たちはどう生きるか』 | |
| ■略歴■ 1899〜1981年。東京生まれ。東京大学哲学科卒業。新潮社、岩波書店の編集者として知られる。 |
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■センター所蔵・お奨め■『ぼくも人間きみも人間』 「敗戦後の激動と混乱の中で、これからの日本を考えながら書いた作品」 『エイブ・リンカーン』 「少年少女向けに書かれたリンカーンの伝記。」 『人間の尊さを守ろう』 「人間と尊さを守ることがいかに大切であるかを語る。」 |
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| 『職業としての編集者』 「戦前から、新潮社、岩波書店で編集者とし出版界で活動した著者の回想記。昭和史の一側面をとらえた貴重な証言であり、また今日のジャーナリズムへの厳しい問いかけに満ちている。」 |
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| 『同時代のこと』 「アメリカの強大な軍事力をもってしても打ち破れなかったヴェトナム民衆の不屈の意志の意味を明らかにしながら,一つの時代が終わった過渡期に生き,真に明日の時代を予見するとはどういうことかを,理性と情熱をもって語りかける。」 |
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| *『吉野源三郎全集』 ポプラ社刊 (全3巻)所蔵 | ||
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| 高校編@ プラトンの本 |
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| 100冊の本(高校編−1) | 『ソクラテスの弁明』 |
| ■略歴■ プラトン(BC428/427年〜BC348/347年)、ギリシャのアテナイに生まれる。哲学者。 ソクラテスに師事する。書き残したもののおおむねは、師のソクラテスを主人公とするが、中期以降、師の姿を借りて、次第に自らの思想を語るようになる。主な著作は『ソクラテスの弁明』、『饗宴』、『国家』など。『饗宴』の愛をめぐる対話(アンドロギュノスの比喩)や、『国家』における「洞窟の比喩」などが有名。また海に水没して滅亡した「アトランティス」の伝説もプラトンから出ている。 |
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■センター所蔵・お奨め■『プラトン全集』(全15巻) 内 「プロタゴラス」 当代随一と仰がれるソフィストの長老プロタゴラスがアテナイにやって来た.興奮する青年にうながされて対面したソクラテスは,大物ソフィストや若い知識人らが見守るなか,徳ははたして人に教えられるものか否か,彼と議論を戦わせる。 |
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| 「饗宴」 一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる.談論風発,最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美,更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く.プラトン対話篇中の最大傑作. |
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| 「国家」 ソクラテスは国家の名において処刑された.それを契機としてプラトンは,師が説きつづけた正義の徳の実現には人間の魂の在り方だけでなく,国家そのものを原理的に問わねばならぬと考えるに至る.この課題の追求の末に提示されるのが,本書の中心テーゼをなすあの哲人統治の思想に他ならなかった.プラトン対話篇中の最高峰. |
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| *『プラトン全集』 岩波書店刊 (全15巻)所蔵 | |
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