叢書名
ちくまプリマー新書
書名
若い人のための10冊の本
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2019/12
00129967
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 270p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480683656 |
定価 | 920 |
注記 | 文献:p261〜270 悲しみを歌う、中原中也の「詩集」、世界の起源を問う「ホーキング、未来を語る」…。これから未来を生きようとする若い人に、世界の秘密の扉を開けてくれるかもしれない「鍵」となるような本10冊を紹介する。 本とは、世界の秘密へと通じる扉の鍵(かぎ)を与えてくれるもの。身体の一部となり、将来をも変えるような決定的な力をもつもの-。でも、いったいどんな読書をすれば、そこに辿(たど)りつけるのか?「パンセ」「ノルウェイの森」「ゲド戦記」…。10代のいましかできない読書方法を、10冊の本と共に教えます。 |
分類記号1 | 019 読書法・図書評論法 |
件名 | 読書 ドクショ |
内容細目1 | 〈小林康夫〉 1950年東京生まれ。パリ第10大学博士号取得。東京大学名誉教授。青山学院大学特任教授。専門は表象文化論、現代哲学。著書に「君自身の哲学へ」「起源と根源」など。 |
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内容細目1 | はじめに-秘密の本 |
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内容細目2 | 「おしゃべり」と「書くこと」/本とは何か?/秘密の扉の鍵をさがして |
内容細目3 | 第1部 世界と自分 |
内容細目4 | 第1章 孤独を学ぶ-ポール・オースター『幽霊たち』 |
内容細目5 | 人生で最初の本/君自身の「本」へ/文学全集の時代/権威なき時代の読書/ニューヨーク-二〇世紀の首都/無限後退のループへ/孤独の学び |
内容細目6 | 第2章 だからよく考えるように努めよう-パスカル『パンセ』 |
内容細目1 | 本の森で重い本と出会う/けっして「読めない」一冊の本/考える葦/大宇宙と一個のわたし/幾何学の精神と繊細の精神 |
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内容細目2 | 第3章 悲しみを歌う-中原中也「詩集」 |
内容細目3 | ことばのなかに滞留する/「汚れちまった悲しみ」を歌う/歌う葦 |
内容細目4 | 第4章 未完成な生を生きる-矢内原伊作『ジャコメッティとともに』 |
内容細目5 | 世界を別様に生きるための外国語/不可能なことへの挑戦/正解のない問いを問う/終わりなきパリ |
内容細目6 | *間奏曲1 何のために「学ぶ」のか |
内容細目1 | 第2部 君のために |
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内容細目2 | *間奏曲2 幸福のレッスン-モーツァルト「魔笛」 |
内容細目3 | 愛するとはどういうことか?/大人になるとはどういうことか? |
内容細目4 | 第5章 死んではいけない-ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 |
内容細目5 | 人間であることを学ぶ/さみしさから逃げてはいけない/それでも生に<はい>と言う/一本のマロニエの木 |
内容細目6 | 第6章 性とはなにか-村上春樹『ノルウェイの森』 |
内容細目1 | 100%の成長小説/他者の肉体に対する責任/その夜は「僕」になにをもたらしたのか? |
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内容細目2 | 第7章 No‐man's‐landに立つ-バレンボイム/サイード『音楽と社会』 |
内容細目3 | 共同性への開かれた「ことば」/パラレルとパラドックス/民族対立を超える音楽/冒険と放浪の物語 |
内容細目4 | *間奏曲3 対話についての対話-そのゴールは無知? |
内容細目5 | 第3部 いろとりどりの世界 |
内容細目6 | 第8章 世界の起源を問う-スティーヴン・ホーキング『ホーキング、未来を語る』 |
内容細目1 | 世界の「法」を書きとめる/絶対的な時間は存在しない/世界はどのように始まったのか?/宇宙には無限の歴史がありえた/人間は虚の時間を生きている |
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内容細目2 | 第9章 世界をふたたびつくりあげる-アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」 |
内容細目3 | すべては「名」から始まる/読み手が本をつくる/失われた均衡をとりもどす |
内容細目4 | 第10章 野生のまなざしを学ぶ-檀一雄『檀流クッキング』 |
内容細目5 | 生き抜く力をくれた本/リズムを刻む/ゴボウをさがして |
内容細目6 | おわりに |
内容細目1 | 関連書籍一覧-さらなる読書のために |
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