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概要

書名
地下出版のメディア史 エロ・グロ、珍書屋、教養主義
著者名
大尾侑子著
出版者
慶應義塾大学出版会
出版年月日
2022/03
00144813

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 465,22p
サイズ 22cm
ISBN 9784766428032
定価 4,500
注記 昭和「地下出版界」関連年表:p433〜458 文献:巻末p11〜21 近代日本の誇る教養主義の「裏通り」とは-。非公刊の軟派出版(性風俗、猟奇、犯罪を取り扱った刊行物)とその版元に注目し、教養主義の言説空間との関係性から捉え返すことで、地下出版界をメディア史的に体系化する。
分類記号1
023 出版
件名 出版-日本 シュッパン-ニホン ポルノグラフィー-歴史 ポルノグラフィー-レキシ
内容細目1 〈大尾侑子〉 1989年東京都生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程満期退学。博士(社会情報学)。桃山学院大学社会学部准教授。
内容細目1 序章 教養主義の「裏通り」
内容細目2 1 知的上昇と、「エロ・グロ」の交差点
内容細目3 2 先行研究と本書の立場
内容細目4 3 用語の定義
内容細目5 4 分析方法
内容細目6 5 本書の構成
内容細目1 第一部 地下出版界の前史
内容細目2 第一章 <社会運動>としての自費出版同盟
内容細目3 1 軟派出版前史
内容細目4 2 文壇のオルタナティヴを目指す
内容細目5 3 街頭でのパフォーマンスと超党派性
内容細目6 4 「自費出版同盟」構想の内実
内容細目1 5 構想の失敗と、軟派出版への新たな兆し
内容細目2 第二章 文藝市場社の「誕生」
内容細目3 1 梅原北明という演出者
内容細目4 2 「赤色」と「桃色」を往還する
内容細目5 3 朝香屋書店から文藝市場社へ
内容細目6 第三章 「直筆原稿」のメディア論
内容細目1 1 梅原北明と雑誌『文藝市場』の誕生
内容細目2 2 雑誌『文藝市場』の創刊
内容細目3 3 <破棄される原稿>への想像力
内容細目4 4 アヴァンギャルド芸術と労働争議のなかで
内容細目5 5 軟派出版界への足掛かり
内容細目6 第二部 地下出版界の成立過程
内容細目1 第四章 <変態>な教養/教養としての<変態>
内容細目2 1 <変態>という新規財貨
内容細目3 2 カタログ化される<変態>
内容細目4 3 「趣味的研究」の系譜と趣味家のエートス
内容細目5 4 逆立ちした教養主義
内容細目6 5 水平的な連帯の愉しさ
内容細目1 6 「反-教化メディア」の教養観
内容細目2 第五章 愛書趣味とオブジェとしての書物
内容細目3 1 愛書趣味の涵養
内容細目4 2 伊藤竹酔と軟派出版界
内容細目5 3 円本と大衆的教養の時代
内容細目6 4 艶本叢書の登場と予約全集/円本との差異化
内容細目1 5 「あるべき書物像」の体現
内容細目2 6 パラテクストを通じた愛書趣味の涵養
内容細目3 第六章 <談奇>の表象と東アジア
内容細目4 1 東アジアに向かう視線
内容細目5 2 「上海」へのまなざし
内容細目6 3 「国際的な一歩」としての上海移転
内容細目1 4 <談奇>のネットワークと「近代」への応答
内容細目2 5 「東アジア」に広がる地下出版界
内容細目3 第三部 地下出版界の成熟と瓦解
内容細目4 第七章 「地下出版」の最期
内容細目5 1 広がりゆく「エロ・グロ・ナンセンス」
内容細目6 2 軟派出版界に吹く“受難の嵐”
内容細目1 3 「高級エロ」による「通俗エロ出版」批判
内容細目2 4 軟派出版史の構築と「正統」化の実践
内容細目3 5 「地下出版界」の成熟と「場」の瓦解
内容細目4 第八章 「裏道の文化」の行方
内容細目5 1 戦時下の「梅原北明」を辿る
内容細目6 2 カストリ雑誌に現れた「斯界の権威」
内容細目1 3 <アブノーマルの共同体>へ
内容細目2 4 一九六〇〜一九七〇年代、「アングラ」文化に見る足跡
内容細目3 終章 「攪乱」する思想としての地下出版
内容細目4 1 メディア文化圏としての「高級エロ」出版
内容細目5 2 軟派出版史を描き出す
内容細目6 3 「趣味的研究」のネットワーク
内容細目1 4 本書の可能性と限界
内容細目2 5 「教養主義の裏通り」の隘路、受け継がれる「好色の魂」

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