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概要

叢書名
岩波ジュニア新書
書名
原発事故、ひとりひとりの記憶 3.11から今に続くこと
著者名
吉田千亜著
出版者
岩波書店
出版年月日
2024/02
00139868

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 10,226p
サイズ 18cm
ISBN 9784005009817
定価 960
注記 文献:p217〜220 彼らの声が映し出すものとは何か。3・11以来、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添ってきた著者が、今に続く日々を生きる18人の道のりを、時代や社会のありようと共に伝える。 2011年3月11日。地震、津波、そして原発事故が東北地方を襲った。あれから10年余が過ぎた。その間、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添い、取材を重ねてきた著者が、あの日から今に続く日々を生きるひとりひとりの道のりを、時代や社会のありようと共に伝える。
分類記号1
369 社会福祉
件名 福島第一原子力発電所事故(2011) フクシマ/ダイイチ/ゲンシリョク/ハツデンショ/ジコ
内容細目1 〈吉田千亜〉 フリーライター。福島第一原発事故後、被害者・避難者の取材、サポートを続ける。「孤塁」で本田靖春ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「ルポ母子避難」「その後の福島」など。
内容細目1 はじめに
内容細目2 1章 原発から3kmの双葉町で-「もう帰れないな」と思った
内容細目3 二〇一一年三月一一日/浪江町大堀地区・木場さん/町ごと避難になった双葉町/原発、爆発…/人が溢れていた避難所/「この先は行けません!」/スクリーニング検査/双葉町→二本松市→川俣町→さいたま市/長引く避難生活/「もう帰れないな」と思った
内容細目4 2章 原発から60kmの郡山市で-母子避難を経て
内容細目5 「家族」と原発事故/郡山市の岩田さん/追い詰められていた母親たち/「いつ郡山に帰れるだろう」/放射線量を計測する/母子避難のリスク/シングルマザーとして働く
内容細目6 3章 原発から40kmの相馬市で-避難をせず、裁判を闘う
内容細目1 相馬市の中島さん/原発事故の賠償/裁判が始まる/避けられた事故/「国の責任を認めない」/「同じことが繰り返されてしまう」
内容細目2 4章 避難指示が出なかった地域で-地元を測り続ける
内容細目3 孤独な母親たち/「お宅の放射線量を測定します」/安心できる居場所づくり/まだ、終わっていない…/郡山市の根本さん/使えなくなった薪/まずは疑ってみる
内容細目4 5章 原発から20km圏内で-原発のすぐ近くで活動を続けた人たち
内容細目5 双葉郡、木村さん。職業、消防士/津波、到達/駆けつけられなかった緊援隊/避難指示、出る/放射能汚染は、広く、まだらに、そして局所的に/分散避難、そして原発構内へ/最悪のシナリオ/選択できない立場/家の解体/不安を抱え続ける
内容細目6 6章 あの原発事故は防げたかもしれなかった
内容細目1 一〇〇〇年に一度の地震/たくさんの犠牲で成り立っている/刑事告訴に踏み切る
内容細目2 7章 原発事故と子どもたち
内容細目3 天国に行きたい/次世代に伝えるラジオ/風化/「それに触れない」という空気/私たちはずっと居た
内容細目4 8章 甲状腺がんに罹患した子どもたち-「誰にも言えずに」「当事者の声を聞いて」
内容細目5 地震のあとの荒天/異変/「誰にも言えなかった」/甲状腺がん/「知ってほしい」という思い
内容細目6 9章 区域外避難者たちの苦難-住宅供与の打ち切り
内容細目1 住宅支援の打ち切り/長期的な住宅供与の要望/避難の協同センター/誰の目線に立つか
内容細目2 10章 原発事故の被害の枠組みを広げる
内容細目3 避難の権利/私が見えていますか?/見捨てられた存在/甲状腺検査/どうしたら子どもを守れるか/「心のケア」の必要性/過酷な避難生活
内容細目4 主要参考文献
内容細目5 おわりに

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