書名
10代から知っておきたい認知症の世界 共生社会を考えよう
著者名
出版者
旬報社
出版年月日
2025/03
00142131
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 113p |
サイズ | 27cm |
ISBN | 9784845119707 |
定価 | 4,000 |
注記 | 現在、高齢者の8人に1人が認知症とされ、今後、ますますその数は増えていくことが予測される日本。認知症とはそもそもどんな病気なのか、どう向き合えばいいのかをイラストでやさしく解説した入門書。 記憶(きおく)障害、徘徊(はいかい)、失語などの症状(しょうじょう)が発生する認知症。人は年を取ると認知症にかかる可能性が高まります。認知症がどういう病気なのか、家族や身近な人が認知症になったらなにが起こるのかを、典型的な10のケースで紹介(しょうかい)。自分にできることはなにかを考えてみましょう。 |
分類記号1 | 493 内科学 |
件名 | 認知症 ニンチショウ |
内容細目1 | 認知症の人は、あなたの近くにも必ずいます |
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内容細目2 | 認知症のことを学び、なにができるか考えましょう |
内容細目3 | 「認知症基本法」を知っていますか |
内容細目4 | 1 認知症ってそもそもなに? |
内容細目5 | 認知症ってどんな病気? |
内容細目6 | 認知症は脳の状態が変化する病気です |
内容細目1 | 認知症と心の病気は似ています |
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内容細目2 | 脳がどう変化すると認知症になるの? |
内容細目3 | 主な認知症(1)「アルツハイマー型認知症」では脳の「海馬」から萎縮が始まります |
内容細目4 | 主な認知症(2)「レビー小体型認知症」では大脳のあちこちで機能が低下します |
内容細目5 | 主な認知症(3)脳の血管に異常が発生すると「血管性認知症」になる場合があります |
内容細目6 | 主な認知症(4)前頭葉と側頭葉にダメージを受けると「前頭側頭葉変性症」を発症します |
内容細目1 | ほかにも認知症の症状が出る病気があり、いくつかは治すことができます |
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内容細目2 | 認知症になるとどういう症状が出るの? |
内容細目3 | 脳の変化によって起こる「中核症状」として記憶障害や失語などが挙げられます |
内容細目4 | その人の性格や生活環境に応じて暴言や徘徊、妄想などの「周辺症状」が現れます |
内容細目5 | 症状の分類や呼び方はほかにもいろいろあります |
内容細目6 | 認知症はお年寄りの病気でしょ? |
内容細目1 | 高齢者だけの病気ではありません。比較的若い人も認知症になります |
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内容細目2 | 認知症はどんな病院に行けばよいの? |
内容細目3 | 「認知症かも?」と思ったら「かかりつけ医」か専門医のいる医療機関に相談を |
内容細目4 | 病院ではどんな検査をするの? |
内容細目5 | 頭部MRIや頭部CTなどの画像撮影、神経心理検査などを行います |
内容細目6 | 認知症は治らないと聞くけど、本当? |
内容細目1 | 認知症に効く薬があります。新薬の開発も進んでいます |
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内容細目2 | さまざまな非薬物療法によって生活の質を維持できます |
内容細目3 | 認知症は予防できるの? |
内容細目4 | 生活習慣病の予防が認知症の予防にもなります |
内容細目5 | 認知症になったら必ず施設に入るの? |
内容細目6 | 仕事をしながら自宅で生活する人もたくさんいます |
内容細目1 | 認知症の歴史とパーソン・センタード・ケア |
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内容細目2 | 2 家族や身近な人が認知症になったら? |
内容細目3 | 認知症の人はなにをどう感じているの? |
内容細目4 | 認知症になった人は別の世界を見ているのかもしれません |
内容細目5 | 認知症の人がなぜそうするのか、家族であればわかることもあります |
内容細目6 | 身近な人が認知症になるとなにが起こるの? |
内容細目1 | 初めて経験するようなことが起こります。典型的な10のケースを見ていきましょう |
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内容細目2 | ケース(1)70代男性 アルツハイマー型認知症 記憶障害 同じ話をする・食事したことを忘れる・おこづかいを何度もくれる など |
内容細目3 | ケース(2)70代女性 アルツハイマー型認知症 徘徊 一人で家を出て歩き回る・子どもが誰かわからなくなる など |
内容細目4 | ケース(3)70代男性 アルツハイマー型認知症 記憶障害(見当識障害) 大まかな位置や時間がわからなくなる・人前で突然大声を出す など |
内容細目5 | ケース(4)60代女性 アルツハイマー型認知症 物盗られ妄想 大切な物を他人が盗んだと思い込む など |
内容細目6 | ケース(5)40代男性 若年性アルツハイマー型認知症 全般性注意障害 仕事でミスを重ねるようになる・重要な予定を忘れる など |
内容細目1 | ケース(6)70代男性 アルツハイマー型認知症 視空間認知障害 車の運転が下手になる・絵をうまく描けなくなる など |
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内容細目2 | ケース(7)60代女性 血管性認知症 遂行機能障害 ICカードのチャージや料理といった手順を踏む作業ができなくなる など |
内容細目3 | ケース(8)50代男性 前頭側頭葉変性症(意味性認知症) 失語 物の名前が出てこなくなる・正しい言葉を使えなくなる など |
内容細目4 | ケース(9)70代女性 大脳皮質基底変性症 失行 入浴の手順がわからなくなる・服をうまく着られなくなる など |
内容細目5 | ケース(10)80代女性 前頭側頭葉変性症(行動障害型前頭側頭型認知症) 社会的認知の障害 万引きや割り込みといった反社会的な行動をとる など |
内容細目6 | 認知症の人に声をかけるときの心がけは? |
内容細目1 | 本人の気持ちを想像して、穏やかに。頭から否定するのはやめましょう |
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内容細目2 | 認知症は「家族がなんとかするもの」なの? |
内容細目3 | いいえ、家族だけではありません。地域全体で認知症の人を支えます |
内容細目4 | 認知症かなと思ったらどこに相談すればよい? |
内容細目5 | かかりつけ医や地域包括支援センターなど頼れる相談先がたくさんあります |
内容細目6 | 高齢者の交通事故についてみなさんに考えてもらいたいこと |