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概要

書名
バッハと対位法の美学
著者名
松原薫著
出版者
春秋社
出版年月日
2020/01
00131261

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 251,110p
サイズ 20cm
ISBN 9784393932179
定価 3,500
注記 文献:巻末p85〜110 バッハを「音楽の父」にしたのは誰か。18世紀を通してバッハの音楽がどのように理解され、「対位法の巨匠」として称揚・顕彰されていったのか。そのメカニズムを、同時代の音楽美学の精緻な分析によって紐解く。
分類記号1
762 音楽史・各国の音楽
件名 バッハ ヨハン・セバスティアン Bach Johann Sebastian 音楽-対位法 オンガク-タイイホウ
内容細目1 〈松原薫〉 1988年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。チューリヒ大学客員研究員を経て、日本学術振興会特別研究員PD。
内容細目1 序論
内容細目2 1 一八世紀とバッハの対位法
内容細目3 2 一八世紀において対位法とは何だったか
内容細目4 3 本書の構成
内容細目5 第1章 ハイニヒェン
内容細目6 1 数学的音楽観の黄昏、ギャラント概念の台頭
内容細目1 2 一八世紀前半の対位法批判
内容細目2 3 対位法理論からの脱却-ベルンハルトとハイニヒェン
内容細目3 4 「規則からの逸脱」を正当化する趣味
内容細目4 5 バッハのギャラントな音楽?
内容細目5 第2章 マッテゾン
内容細目6 1 バッハとマッテゾン、二人の巨人
内容細目1 2 「旋律論」とは何か
内容細目2 3 自然と技巧-「カノンの解剖学」
内容細目3 4 自然と数学-『完全なる楽長』
内容細目4 5 旋律論と対位法理論
内容細目5 6 バッハからマッテゾンへの応え
内容細目6 第3章 マールプルク
内容細目1 1 バッハを崇拝するベルリンの音楽家たち
内容細目2 2 「ドイツ、フーガ、バッハ」のトポスの形成
内容細目3 3 フーガの普遍性の提起
内容細目4 4 ドイツ性と普遍性の交点
内容細目5 5 トポスのゆくえ
内容細目6 第4章 キルンベルガー
内容細目1 1 『純正作曲の技法』、あるいはバッハの作曲技法
内容細目2 2 「純正」とは何か
内容細目3 3 「表現の多様性」と教会旋法
内容細目4 4 「表現の多様性」と四声書法
内容細目5 5 教会施法と過去の教会音楽の探究
内容細目6 第5章 ライヒャルト
内容細目1 1 疾風怒濤時代のライヒャルトとゲーテ
内容細目2 2 バッハ評の意義と射程
内容細目3 3 バッハ評とゴシック
内容細目4 4 「真の教会音楽」への憧憬
内容細目5 5 ロマン主義的バッハ解釈へ
内容細目6 第6章 ネーゲリ
内容細目1 1 バッハのフーガと厳格様式への関心
内容細目2 2 一九世紀初頭のバッハ作品出版
内容細目3 3 ネーゲリの音楽美学と厳格様式
内容細目4 4 一七九〇年代における《平均律クラヴィーア曲集》への関心
内容細目5 5 ネーゲリの《平均律クラヴィーア曲集》への関心
内容細目6 6 一八世紀的バッハ受容の到達点
内容細目1 結論
内容細目2 1 本書をふりかえって
内容細目3 2 対位法観の変遷
内容細目4 3 バッハの作曲技法の正典化
内容細目5 4 バッハと対位法の美学

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