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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
客観性の落とし穴
著者名
村上靖彦著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2023/06
00139949

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 191p
サイズ 18cm
ISBN 9784480684523
定価 800
分類記号1
301 理論・方法
件名 社会科学 シャカイ/カガク 質的研究 シツテキ/ケンキュウ
内容細目1 文献:p188〜191
内容細目2 その考えは客観的なもの? エビデンスはある? こうした考え方が社会に広がった原因を考察。数字への素朴な信仰、数値化できないはずのものを数字へと置き換えようとする傾向を問い直し、失われたものを明らかにする。
内容細目3 〈村上靖彦〉 東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。大阪大学大学院人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。著書に「ケアとは何か」など。
内容細目4 「その意見って、客観的な妥当性がありますか?」この感覚が普通になったのは、社会の動きや人の気持ちを測定できるように数値化していったせいではないか。生活が完全に数字に支配されてしまうような社会のあり方はどうか。数字への素朴な信仰、数値化できないはずのものを数字へと置き換えようとする傾向を問いなおす。
内容細目1 はじめに
内容細目2 第1章 客観性が真理となった時代
内容細目3 1 客観性の誕生
内容細目4 2 測定と論理構造
内容細目5 第2章 社会と心の客観化
内容細目6 1 「モノ」化する社会
内容細目1 2 心の客観化
内容細目2 3 ここまでの議論をふりかえって
内容細目3 第3章 数字が支配する世界
内容細目4 1 私たちに身近な数字と競争
内容細目5 2 統計がもつ力
内容細目6 第4章 社会の役に立つことを強制される
内容細目1 1 経済的に役に立つことが価値になる社会
内容細目2 2 優生思想の流れ
内容細目3 第5章 経験を言葉にする
内容細目4 1 語りと経験
内容細目5 2 「生々しさ」とは何か
内容細目6 第6章 偶然とリズム-経験の時間について
内容細目1 1 偶然を受け止める
内容細目2 2 交わらないリズム
内容細目3 3 変化のダイナミズム
内容細目4 第7章 生き生きとした経験をつかまえる哲学
内容細目5 1 経験の内側からの視点
内容細目6 2 現象学の倫理
内容細目1 第8章 競争から脱却したときに見えてくる風景
内容細目2 あとがき
内容細目3
内容細目4 参考文献

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