叢書名
ちくまプリマー新書
書名
はじめての哲学的思考
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2017/04
00123511
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 223p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480689818 |
定価 | 840 |
注記 | 文献:p220〜223 なぜ人を殺してはならないの? 生きる意味とは何だろう? 人生の問いから社会の難問まで、力強く「解き明かす」哲学的思考の“奥義”を、あますところなく伝授する。『webちくま』連載を修正の上、加筆して新書化。 現代を生きる僕たちは、毎日さまざまな問題に悩まされている。なぜ学校に行かなきゃいけないんだろう、将来どう生きていけばいいんだろう…。でも、こうした問題は、ただやみくもに考えてみても答えは出ない。考え方にはコツがある。そんな数々(かずかず)のコツの宝庫である哲学のエッセンスを、わかりやすく紹介する。 |
分類記号1 | 104 論文・講演集・哲学評論・雑著 |
件名 | 哲学 テツガク |
内容細目1 | 〈苫野一徳〉 1980年生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。熊本大学准教授。博士(教育学)。専攻は哲学・教育学。著書に「子どもの頃から哲学者」など。 |
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内容細目1 | まえがき |
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内容細目2 | 第1部 哲学ってなんだ? |
内容細目3 | 第1講 哲学は役に立つ |
内容細目4 | “本質”をとらえる/民主主義は哲学者たちが考えた/自由を認め合う/哲学の奥義 |
内容細目5 | 第2講 宗教とは何がちがうの? |
内容細目6 | 宗教は“神話”で答えを出す/宗教とは何か?/科学のゆりかご/宗教の意義/哲学は“たしかめ可能性”を追う/哲学は科学に取って代わられた? |
内容細目1 | 第3講 科学とは何がちがうの? |
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内容細目2 | 汝自らを知れ/「意味の世界」と「事実の世界」/僕らは「意味の世界」をこそ生きている/「絶対の真理」なんて(分から)ない/哲学は科学にどう役に立つ? |
内容細目3 | 第4講 科学とは何がちがうの?(続) |
内容細目4 | 「事実」をめぐる対立/恋を科学するとしたら/哲学は科学を導く? |
内容細目5 | [コラム 1] ソクラテス |
内容細目6 | 第2部 哲学的思考の奥義 |
内容細目1 | 第5講 「一般化のワナ」に注意しよう-哲学的思考、その前に 1 |
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内容細目2 | “経験”に要注意/“信念”に気をつけろ/議論の作法 |
内容細目3 | 第6講 「問い方のマジック」にひっかからない-哲学的思考、その前に 2 |
内容細目4 | あっちが正しい? こっちが正しい?/ニセ問題をしっかり見抜こう/「問いの立て方」を変える/ニセ問題を撃破する |
内容細目5 | 第7講 相手をいい負かすための議論術-でも、それはとてもむなしい |
内容細目6 | 相手をいい負かすための技/無敵の帰謬法?/超ディベート(共通了解志向型対話) |
内容細目1 | [コラム 2] 古代ギリシアの帰謬法 |
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内容細目2 | 第8講 ここから思考をはじめよう-帰謬法を封じ込める |
内容細目3 | 「我思う、ゆえに我あり」/“わたし”だって疑える?/フッサールの「コロンブスの卵」/帰謬法のカラクリ/“思考の始発点”を敷く |
内容細目4 | [コラム 3] フッサール |
内容細目5 | 第9講 世界は欲望の色を帯びている |
内容細目6 | 欲望相関性の原理/欲望の前にはさかのぼれない/哲学原理を使いこなす |
内容細目1 | 第10講 信念の対立をどう乗り越えるか |
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内容細目2 | 信念対立を乗り越える/超ディベートの方法 |
内容細目3 | 第11講 生きづらさを乗り越える |
内容細目4 | 欲望を知ることで、自分と折り合う/欲望を変える/欲望が分からない/欲望を見つける |
内容細目5 | 第12講 今すぐ使える哲学的思考(1)〜“事実”から“〜すべし”を導かない〜 |
内容細目6 | 危険な論法/つねに欲望から考える/なぜ人を殺してはならないのか?/死刑制度について |
内容細目1 | [コラム 4] マックス・ヴェーバー |
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内容細目2 | 第13講 今すぐ使える哲学的思考(2)〜“命令”の思想ではなく“条件解明”の思考〜 |
内容細目3 | 「命令」の思想/“条件”を考える/攻撃的な「徳の騎士」 |
内容細目4 | [コラム 5] カント |
内容細目5 | 第14講 今すぐ使える哲学的思考(3)〜思考実験にご用心〜 |
内容細目6 | それはほとんどが「ニセ問題」/無知のヴェール/ロビンソン・クルーソー状態/「欲望」の次元から考える |
内容細目1 | 第3部 哲学対話と本質観取 |
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内容細目2 | 第15講 哲学対話をはじめよう |
内容細目3 | 価値観・感受性の交換/『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』/共通了解志向型対話(超ディベート)/本質観取/安心と承認の空間づくり |
内容細目4 | 第16講 本質観取をやってみよう〜「恋」とは何か?〜 |
内容細目5 | 五つの注意点/本質観取の手順/四つの観点/本質定義-自己ロマンの投影とそれへの陶酔/類似概念とのちがい-友情、愛、エロティシズム/本質特徴(1)-幻想性/本質特徴(2)-切なさと“この世ならぬ”喜び、そして苦しみ/本質特徴(3)-ロマン的生の絶対的肯定/発生的本質を考える/ほどよい挫折が生むロマン/恋の養分 |
内容細目6 | [コラム 6] プラトン |
内容細目1 | 最終講 哲学的思考はシンプルであれ |
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内容細目2 | “よい”思考はシンプルだ |
内容細目3 | あとがき |
内容細目4 | [参考・引用文献] |