叢書名
ちくまプリマー新書
書名
20世紀をつくった経済学 シュンペーター、ハイエク、ケインズ
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2011/12
00128550
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 127p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480688736 |
定価 | 680 |
注記 | 文献:章末 シュンペーター、ハイエク、ケインズという20世紀経済学の3巨星に的を絞って、彼らの思想や理論をわかりやすく解説するとともに、それらが21世紀を生きる私たちにどんな示唆を与えるのかについて考える。 自由主義とは何か?社会主義とは何か?不況はなぜ起きるのか?シュンペーター、ハイエク、ケインズという、20世紀をつくったと言われる経済学者たちが考え、苦闘した思想の痕(あと)をたどりながら、21世紀に生きる私たちが経済をどのように考えればよいかを説く。 |
分類記号1 | 331 経済学・経済思想 |
件名 | シュンペーター ヨーゼフ・アロイス ハイエク フリードリヒ・アウグスト・フォン ケインズ ジョン・メイナード 経済学-近代経済学 ケイザイガク-キンダイ/ケイザイガク |
内容細目1 | 〈根井雅弘〉 1962年宮崎県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学大学院経済学研究科教授。著書に「現代イギリス経済学の群像」「経済学の歴史」「経済学はこう考える」など。 |
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内容細目1 | まえがき |
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内容細目2 | 第一章 二十世紀のあけぼの-資本主義の本質を求めて |
内容細目3 | ケインズとシュンペーター/シュンペーターが育った世紀末ウィーン/マルクス主義の刺激/ワルラスの一般均衡理論/「静態」から「動態」へ/「新結合=イノベーション」とは何か?/旺盛な知識欲-ベルクソンからの影響/独特な不況観/ベルクソンの「内的自我」と「外的自我」/「企業者」の資質/ニーチェの影響も |
内容細目4 | 第一章の参考文献 |
内容細目5 | 第二章 社会主義の壮大なる実験-ハイエクの異論 |
内容細目6 | 「マル経vs近経」という図式の消滅/社会主義下での経済計算は可能か?/ハイエクの知識論/マルクス経済学はなぜ知識人を虜にしたのか?/「真の個人主義」と「偽の個人主義」/社会主義こそが「反動的」だ!/ハイエクの徹底した自由主義/「計画化」は全体主義につながる…/道徳的問題と物質的問題/シュンペーターの「企業者機能」の変質/資本主義は衰退するのか? |
内容細目1 | 第二章の参考文献 |
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内容細目2 | 第三章 資本主義の賢明なる管理を求めて-ケインズの思想と理論 |
内容細目3 | ひときわ著名なケインズ/「自由放任主義」の終焉/ケインズは「古典派」とどこが違うのか?/有効需要と「非自発的失業」/実は「修正された自由主義」の支持者/サムエルソンの「新古典派総合」/「抽象的な正義」よりも「実質的な便宜」を/ムーアの「有機的統一の原理」/ハイエクの誤解/「不確実性」とは何か?/「貨幣」が将来の「不安」を鎮める |
内容細目4 | 第三章の参考文献 |
内容細目5 | 用語解説 |
内容細目6 | エピローグ-二十一世紀と経済学の三巨星 |
内容細目1 | イノベーションと需要の好循環/他者との相互交流を |
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内容細目2 | エピローグの参考文献 |