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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
ニュートリノって何? 宇宙はこう考えられている 続
著者名
青野由利著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2016/02
00128342

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 234p
サイズ 18cm
ISBN 9784480689542
定価 860
注記 文献:p233〜234 「ニュートリノに質量がある!」の何がそんなにニュースなの? あらゆるものをすり抜けてしまう不思議な性質を持つ素粒子で、太陽や大気、超新星爆発の時にも生じるニュートリノについて、やさしく解説する。 ニュートリノの解明が、宇宙や人類の成り立ちの研究にもたらすものとは?宇宙を構成する最小の単位である素粒子のひとつ、ニュートリノ。「とても軽くて、あらゆるものをすり抜ける」「3種類あって、飛んでいる間に変身する」…。奇妙で奥の深い素粒子ニュートリノについてわかりやすく解説する。
分類記号1
429 原子物理学
件名 ニュートリノ ニュートリノ 宇宙論 ウチュウロン 天体物理学 テンタイ/ブツリガク
内容細目1 〈青野由利〉 東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(広域科学専攻)。科学ジャーナリスト。新聞社論説室専門編集委員。「インフルエンザは征圧できるのか」で科学ジャーナリスト賞を受賞。
内容細目1 プロローグ
内容細目2 第1章 ニュートリノの歴史
内容細目3 エネルギーが消えた?/エネルギーを持ち逃げする粒子/ニュートリノの質量/なぜ「振動=質量がある」なのか/標準理論/4つの力/力を伝える素粒子/幽霊粒子
内容細目4 第2章 太陽ニュートリノの謎を解く
内容細目5 40年ごしの論争/太陽はなぜ輝くのか/ダーウィン対ケルビン卿/エディントンのひらめき/太陽の核融合とニュートリノ/デイビスの挑戦/バーコールの登場/ホームステイク実験/消えた太陽ニュートリノの謎/バーコールの太陽モデル/太陽の地震/陽子崩壊から太陽ニュートリノへ/宇宙のカメレオン/第2世代実験/重水を使うSNO実験/スーパーカミオカンデの貢献/カムランド実験/はじめから正しかった
内容細目6 第3章 カミオカンデと超新星
内容細目1 400年ぶりの超新星爆発/踊る小柴さん/星の一生の終りの大爆発/歴史に残る超新星/ティコの星とケプラーの星/SN1987A/超新星からやってくるニュートリノ/小柴さんの箝口令/誰が最初に見つけたか/超新星には1型と2型がある/ベテルギウスが超新星爆発したら/卵を抱えて温める
内容細目2 第4章 大気ニュートリノ振動の発見
内容細目3 大気ニュートリノが足りない/宇宙線の発見/空気シャワー/宇宙線と大気ニュートリノ/地球の裏から飛んでくると/もう一度ニュートリノ振動/スーパーカミオカンデの完成/スーパーカミオカンデの仕組み/なぜミュー型とタウ型の振動なのか/人工ニュートリノK2K実験/T2K実験/さまざまなニュートリノ検出器/残されたニュートリノの謎
内容細目4 第5章 標準理論を超えて
内容細目5 なぜこの世に反物質がないか/クォークでは足りない/入れ替えても同じ対称性/クォークの発見で実証/なぜ宇宙では物質が優勢なのか/右巻きと左巻き/質量を生み出す3つのメカニズム/シーソー機構/大統一理論と重いニュートリノ/二重ベータ崩壊/ハイパーカミオカンデ/超対称性粒子
内容細目6 エピローグに代えて
内容細目1 主な参考文献

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