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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
宇宙はこう考えられている ビッグバンからヒッグス粒子まで
著者名
青野由利著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2013/04
00128324

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 206p
サイズ 18cm
ISBN 9784480688965
定価 820
注記 文献:p205〜206 急速に解明されつつある宇宙の成り立ちの謎。それらをもっと深く理解し楽しむために、宇宙論、天文学、素粒子物理学の歴史的発展や全体像を、わかりやすく解説する。 ヒッグス粒子って何?暗黒物質の正体って?宇宙はどのように始まって、この先、どうなるの?宇宙の謎(なぞ)解きに挑戦してきた科学者たちの物語とあわせて、宇宙論や天文学、素粒子物理学が宇宙の真理にどのようにせまっているかをわかりやすく紹介します。
分類記号1
443 恒星・恒星天文学
件名 宇宙論 ウチュウロン
内容細目1 〈青野由利〉 東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(広域科学専攻)。科学ジャーナリスト、毎日新聞社論説室専門編集委員。著書に「生命科学の冒険」など。
内容細目1 プロローグ
内容細目2 第1章 ヒッグス粒子って何? どうやって発見したの?
内容細目3 映画にも登場するCERN/物質をどんどん分けていくと?/陽子と中性子の発見/宇宙から降ってくる小さな粒子/クォーク、クォーク、クォーク/クォークと電子とニュートリノ/理論屋さんと実験屋さん/物質はクォーク2種類と電子で/4つの力/力を伝達する粒子/グルーオンは「糊粒子」/標準理論と力の統一/強引なヒッグス粒子/テーブルの上で自発的に破れる「対称性」/まとわりつかれて重くなる/動きにくさと質量/ヒッグス粒子の発見/統計と確率が問題/ヒッグス粒子発見の意義
内容細目4 第2章 宇宙はどのように始まったのか
内容細目5 宇宙膨張の発見/ハッブルを支えた「宇宙の灯台」/遠ざかる天体の「赤方偏移」/ビッグバン宇宙論の登場/ビッグバンの残り火/ビッグバンの証拠/2・7度のマイクロ波/ビッグバン理論のさらなる証拠/インフレーション宇宙/COBEが「ムラ」を発見/宇宙論と素粒子物理学の出会い/宇宙の膨張率を決める/膨張率の論争/宇宙の膨張率の最終決定/宇宙の年齢を決める/超新星プロジェクト/普通の物質は宇宙の4%
内容細目6 第3章 見えない暗黒物質
内容細目1 ヴェラ・ルービンの発見/不足する銀河の質量/変わり者ツビッキーのさまざまな予言/暗黒物質は銀河系にも満ちる/宇宙の大規模構造/暗黒物質と大規模構造/すばる望遠鏡も暗黒物質探し/暗黒物質のシミュレーション/暗黒物質の正体/マッチョ探し/ニュートリノ/有力候補は「弱虫」/超対称性粒子/ウィンプ探し/日本の「すみれ計画」
内容細目2 第4章 宇宙の運命と暗黒エネルギー
内容細目3 加速膨張がノーベル賞/謎の暗黒エネルギー/暗黒エネルギーの割合/暗黒エネルギーが歓迎されたワケ/宇宙年齢と宇宙定数/暗黒エネルギーの正体は?/第2のインフレーション?/真空のエネルギー/なぜ、今、加速膨張か/重力理論のバージョンアップ?/宇宙の運命やいかに/「暗黒エネルギー」の正体に迫る/「すばる望遠鏡」も謎解きに一役
内容細目4 第5章 宇宙の謎は解けるか
内容細目5 ウロボロスの蛇/相性の悪い天文学と素粒子論/仲を取り持つ超対称性理論/ヒッグス粒子は5つ?/新しい加速器計画/超ひもと余剰次元/マルチバース/宇宙は何でできているのか/宇宙はどのように始まったのか/宇宙の晴れあがりと観測の限界/重力波観測/宇宙はこの先、どうなるのか
内容細目6 エピローグ

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