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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
日本人にとって自然とはなにか
著者名
宇根豊著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2019/07
00129957

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 223p
サイズ 18cm
ISBN 9784480683571
定価 860
注記 伝統を大事にしつつ、まったく新しいアプローチへ。生きものと目が合うときに感じるもの、自然を外から見る限界…。農業を営む著者が、日本人独特の自然観を自身の体験をもとに捉え直し、新しい自然の見方を説く。 日本人は、なぜ自然が好きなのか?生きものへのまなざし、「自然」という言葉の不思議さ、自然を守るという発想の混乱…。自然を外から、科学的に見るだけでなく、自分の体験を呼び起こしながら、内からのまなざしで見るという、自然への新しいアプローチを紹介する。
分類記号1
404 科学評論・雑著
件名 自然 シゼン 農業 ノウギョウ
内容細目1 〈宇根豊〉 1950年長崎県生まれ。福岡県農業改良普及員として「減農薬運動」を提唱。「虫見板」を普及し、「ただの虫」を発見。NPO農と自然の研究所代表理事。農学博士。著書に「百姓学宣言」など。
内容細目1 はじめに
内容細目2 第1章 自然はどう見えているのか
内容細目3 1 ふと道端の花に目をとめるとき
内容細目4 2 人間は一服するとき、風景を眺めるのはなぜ?
内容細目5 3 自然に眼が向くのはなぜ?
内容細目6 4 「自然」が好きだと言うとき
内容細目1 5 私たちは自然を「無意識」に見ている
内容細目2 第2章 生きものへのまなざし
内容細目3 1 生きものにまなざしを向けることで何をつかんでいるのか
内容細目4 2 生きものと目が合うときに感じるもの
内容細目5 3 生きものの名前を呼ぶのはどうしてか
内容細目6 4 「稲の声が聞こえる」のか
内容細目1 5 対象が大切かまなざしが大切か
内容細目2 第3章 「自然」という言葉の不思議さ
内容細目3 1 「自然」は二度輸入されたことを忘れている
内容細目4 2 二度目の輸入の衝撃
内容細目5 3 最初の輸入も問題含みだった
内容細目6 4 「天地」という言葉が衰えた理由
内容細目1 5 「自然」という言葉の引力のすごさ
内容細目2 6 現代の日本人の感覚
内容細目3 第4章 自然を守るという発想の混乱
内容細目4 1 「自然破壊」への違和感
内容細目5 2 日本人にとって「自然保護」とは
内容細目6 3 日本人は自然を保護すべき対象と思って来なかったのか
内容細目1 4 農業が「自然破壊」だとすると、自然保護も成り立たない
内容細目2 5 自然を外から見る限界
内容細目3 6 西洋的な発想ではない自然保護
内容細目4 第5章 自然の見方、感じ方
内容細目5 1 自然の見方
内容細目6 2 風景は自然な方がいい
内容細目1 3 本能でないとすれば、何なのか
内容細目2 4 私たちは何を身につけているのか
内容細目3 5 何を、どこで、誰から獲得してしまったのか
内容細目4 6 農耕は、狩猟採集時代の天地自然観を引き継いでいるのに
内容細目5 7 自然に包まれ、自分を忘れる幸せなひととき
内容細目6 第6章 自然の新しい見方は始まっている
内容細目1 1 外から見た自然と、内から見た自然のちがい
内容細目2 2 農とは、自然に対してどういうことをしたのか
内容細目3 3 ありふれた自然こそ、人間の「救い」になる?
内容細目4 4 「新しいアニミズム」の時代へ
内容細目5 5 「また会おうね」と感じる生きもの
内容細目6 6 天地自然観の新しい表現は、新しい世界観なんだ
内容細目1 おわりに

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