叢書名
ちくまプリマー新書
書名
ヨーロッパ文明の起源 聖書が伝える古代オリエントの世界
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2017/11
00128355
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 236p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480689924 |
定価 | 860 |
注記 | 文献:p232〜236 ヨーロッパ文明は、メソポタミアとエジプトを親として生まれた。ではその最初期に何があり、どんな風に人類は文明を築いてきたか。聖書の記述をてがかりにわかりやすく解き明かす。 人類はどうやって文明を築いてきたのか、その最初期にはどのような出来事があったのか。古代オリエント、シュメール文明の成立から古代ローマによる大統一までの、西洋文明の歴史を聖書の記述を中心に読み解き、「文明のはじまり」をわかりやすく解説する。 |
分類記号1 | 209 世界史・文化史 |
件名 | オリエント オリエント 聖書-旧約 セイショ-キュウヤク |
内容細目1 | 〈池上英洋〉 1967年広島県生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。東京造形大学教授。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に「西洋美術史入門」「官能美術史」など。 |
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内容細目1 | はじめに-エジプト人はフンコロガシを見て何を思ったか |
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内容細目2 | 第一章 ノアの洪水は本当にあったか-世界中にある「洪水伝説」 |
内容細目3 | 1 ふたつの洪水伝説-旧約聖書とギルガメシュ叙事詩 |
内容細目4 | 旧約聖書の大洪水 |
内容細目5 | 2 洪水伝説をつなぐ「神のこまかな指示」 |
内容細目6 | 『ギルガメシュ叙事詩』以前にあったもの |
内容細目1 | 3 最古の洪水神話 |
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内容細目2 | ジウスドラの洪水神話/アトラ・ハシースの洪水伝説 |
内容細目3 | 4 ギリシャから地中海世界へ |
内容細目4 | ギリシャ・ローマの洪水神話 |
内容細目5 | 第二章 なぜ巨大遺跡は古代にしかないのか-神と王と民の権力構造 |
内容細目6 | 1 バベルの塔-高層建築と民の物語 |
内容細目1 | バビロンにあった高層建築/バベルの名にユダヤ人がこめた恨み |
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内容細目2 | 2 ジッグラト-巨石文明の始まり |
内容細目3 | ウルのジッグラト |
内容細目4 | 3 エジプトの「ピラミッド」-あまりに巨大なお墓 |
内容細目5 | それは何のために造られたのか |
内容細目6 | 4 大きなことは良いことだ-始皇帝陵と仁徳天皇陵との大きさ比べ |
内容細目1 | 小型化していくピラミッド/ストーンヘンジの不思議/古代は巨石文化の時代 |
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内容細目2 | 第三章 古代人の世界観-文明と神話の成り立ち |
内容細目3 | 1 この世界はどのように創られたか |
内容細目4 | エジプトの神々-いともユーモラスな説明機能 |
内容細目5 | 2 私たちはどこから来たのか-人類の創造神話 |
内容細目6 | 神の似姿としての男 |
内容細目1 | 3 人はなぜ死ぬのか |
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内容細目2 | 神と人間を分かつもの/死は文明化の交換条件 |
内容細目3 | 4 一神教と多神教 |
内容細目4 | 現人神と唯一神/神の名 |
内容細目5 | 第四章 古代文明の実像-古代人の暮らしをのぞく |
内容細目6 | 1 ヒトと文明の定義 |
内容細目1 | どこからを文明と呼ぶか |
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内容細目2 | 2 食と農耕、住居と都市 |
内容細目3 | 定住生活と住居/都市とインフラ |
内容細目4 | 3 文字と記録 |
内容細目5 | 表意文字と表音文字 |
内容細目6 | 4 法と歴史記述 |
内容細目1 | 目には目を/そして歴史は作られる |
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内容細目2 | 5 時間と数字 |
内容細目3 | 数字の誕生/貨幣・税・身分 |
内容細目4 | 6 古代人の一生 |
内容細目5 | 愛と結婚/職と労働/食べもの/古代のファッション/葬儀と墓 |
内容細目6 | 7 技術と芸術 |
内容細目1 | 戦いは発明の母/美術のはじまり |
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内容細目2 | おわりに-古代文明を殺したのは誰か |
内容細目3 | ギリシャのポリス社会/大帝国ペルシャ/アレクサンドロス大王が見た夢/オリエントからヨーロッパへ |
内容細目4 | 主要参考文献 |