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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
遠野物語へようこそ
著者名
三浦佑之著 赤坂憲雄著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2010/01
00128291

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 175p
サイズ 18cm
ISBN 9784480688279
定価 760
注記 『遠野物語』ブックガイド:p160〜166 主な参考文献・映画:p167〜169 河童、神隠し、座敷わらし、馬との恋、狼との死闘、山男、姥捨て…。「遠野物語」のゆたかで鮮やかな世界を読み解き、そのおもしろさの秘密に迫る。「遠野物語」ブックガイドも収録。 明治43年に、民俗学者・柳田国男(やなぎたくにお)によって刊行された「遠野物語」は、とてもゆたかで鮮やかな世界を秘めている。河童の子を産む女に、馬と恋に落ちた女、狼との死闘、神隠し、座敷わらし、山男、臨死体験、姥(うば)捨て…。不思議な物語を読み解き、そのおもしろさの秘密に迫る。
分類記号1
382 風俗史・民族誌
件名 柳田国男 ヤナギタ クニオ 遠野物語 トオノ/モノガタリ
内容細目1 〈三浦佑之〉 1946年生まれ。古代文学・伝承文学専攻。立正大学教授。
内容細目2 〈赤坂憲雄〉 1953年生まれ。東北芸術工科大学教授、福島県立博物館館長。
内容細目1 はじめに 『遠野物語』の誕生
内容細目2 柳田国男と佐々木喜善との出会い/民俗学者への道/双子の書物/遠野という町場
内容細目3 第一章 始まりを語る神話
内容細目4 湖水の流出と大地の誕生/流通する神話/遠野三山と姉妹神の鎮座/アイヌ語のことなど
内容細目5 コラム1 むかしコ(昔話)
内容細目6 第二章 山からの呼び声
内容細目1 平地人を戦慄せしめよ/白い顔と黒い髪の山女/山人との遭遇から/山人・山の神・天狗
内容細目2 コラム2 語り部たち
内容細目3 第三章 神隠し
内容細目4 異界の消息に耳傾けて/サムトの婆が帰ってくる/神隠し譚の変容のなかで/アイデンティティの維持装置として
内容細目5 コラム3 狂気のかたち
内容細目6 第四章 家の盛衰
内容細目1 富貴をもたらすザシキワラシ/物語は、事件のあとに/旧家の没落は茸とともに/ささやかなる宗教戦争の記憶
内容細目2 第五章 鉄とメスオオカミの一騎討ち
内容細目3 オオカミと人/慈母オオカミと鉄という名の男/意表をつく結末/絶滅するニホンオオカミ
内容細目4 コラム4 人と動物
内容細目5 第六章 河童の子を産む女
内容細目6 河童の呼称と姿/子を孕ませるカッパ/事実を語る方法/村社会における家と人
内容細目1 第七章 山中のマヨイガに行く
内容細目2 祝福される人/マヨイガのリアリティと不確かさ/試される心/それでも行けるかもしれない
内容細目3 コラム5 馬鹿と力
内容細目4 第八章 馬と女との恋物語
内容細目5 オシラサマの起源神話/養蚕の起源神話/馬と女の神話と東アジア
内容細目6 コラム6 小鳥になった人たち
内容細目1 第九章 魂のゆくえ
内容細目2 どこから来て、どこへ帰るのか/紅のお花畑の死者たち/それはオマクと呼ばれていた/橋の向こうの美しい世界
内容細目3 第十章 姥棄て
内容細目4 姥棄てとはなにか/デンデラ野という棄て場/ダンノハナという共同墓地/生きられたコスモロジー
内容細目5 おわりに 物語を豊饒に読みほどくために
内容細目6 『遠野物語』ブックガイド
内容細目1 主な参考文献・映画
内容細目2 遠野に行ってみよう
内容細目3 索引

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