叢書名
ちくまプリマー新書
書名
社会を知るためには
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2020/09
00131161
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 221p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480683823 |
定価 | 840 |
注記 | 文献:p219〜221 「社会」という言葉は様々な形で使われていて、普段は存在を意識しないが、実態はとても曖昧だ。では、どうすれば「社会」を理解できるのか? 複雑化、副作用、絡み合う因果関係など、その特徴をわかりやすく伝える。 「社会」は決して思い通りにならないものであり、しかし他方で、動かす余地がいくらでもあるものである。なぜこんなにも様々なリスクにさらされてしまうのか?意図せざる結果が起きてしまうその理由とは?家族社会学、計量社会学を専門とする著者が、若い人に向けて、「社会」に向き合うときに知っていてほしいことを説く。 |
分類記号1 | 304 論文・講演集・社会評論・雑著 |
件名 | 社会 シャカイ |
内容細目1 | 〈筒井淳也〉 1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(社会学)。立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学、計量社会学。著書に「親密性の社会学」など。 |
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内容細目1 | はじめに |
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内容細目2 | 第一章 「わからない世界」にどう向き合うか |
内容細目3 | 1 世界は思っているより「わからない」 |
内容細目4 | 2 世界は思っているより「緩い」 |
内容細目5 | 3 専門化する社会 |
内容細目6 | 4 「わからないこと」が増えていく |
内容細目1 | 5 絡み合う社会 |
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内容細目2 | 6 動き続ける社会 |
内容細目3 | 7 自分たちで作り上げたよくわからない世界 |
内容細目4 | 8 本書について |
内容細目5 | 第二章 専門知はこうしてつくられる |
内容細目6 | 1 社会と切り離される専門知 |
内容細目1 | 2 社会をかたちづくる専門知 |
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内容細目2 | 3 自分の土俵をつくらない学問 |
内容細目3 | 4 社会全体の理論-グランド・セオリー |
内容細目4 | 5 哲学の動向と社会学 |
内容細目5 | 6 社会の認識は、社会のあり方の認識に依存する |
内容細目6 | 第三章 変化する社会をどう理解するか |
内容細目1 | 1 「すでに作られた環境」に投げ込まれる人間 |
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内容細目2 | 2 人間と社会についての二つの見方 |
内容細目3 | 3 人間が社会を作るが… |
内容細目4 | 4 個人と社会の「緩い」関係 |
内容細目5 | 5 副作用 |
内容細目6 | 6 陰謀論を生み出す欲望 |
内容細目1 | 7 意図と結果の緩みのない関係 |
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内容細目2 | 8 「緩い」ほうが「科学的」? |
内容細目3 | 第四章 なぜ社会は複雑になったのか |
内容細目4 | 1 社会の規模 |
内容細目5 | 2 社会の厚み |
内容細目6 | 3 近代化 |
内容細目1 | 4 分業による連帯 |
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内容細目2 | 5 分業をめぐる壮大な意図せざる結果 |
内容細目3 | 6 保守主義と理性の限界 |
内容細目4 | 7 思い通りにならない経済 |
内容細目5 | 8 官僚制 |
内容細目6 | 9 変わってしまった世界 |
内容細目1 | 10 社会変化について考えてみる |
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内容細目2 | 第五章 変化のつかまえ方 |
内容細目3 | 1 社会を記述する |
内容細目4 | 2 記述より説明? |
内容細目5 | 3 「原因と結果」以外の説明 |
内容細目6 | 4 親子関係の変化を説明する |
内容細目1 | 5 見えにくいところに光を当てる |
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内容細目2 | 6 理論の意味 |
内容細目3 | 7 自然言語による「理論」 |
内容細目4 | 8 「一回きり」でも理論? |
内容細目5 | 第六章 不安定な世界との付き合い方 |
内容細目6 | 1 「不安定さ」と「意味のなさ」 |
内容細目1 | 2 不安の中で生きること |
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内容細目2 | 3 日常生活に潜むリスク |
内容細目3 | 4 不安定な中の舵取り |
内容細目4 | 5 社会と安定 |
内容細目5 | 6 どこまで責任を負わすのか? |
内容細目6 | 7 理屈と議論 |
内容細目1 | 8 社会は「他でもあり得る」 |
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内容細目2 | あとがき |
内容細目3 | 読書案内まとめ |