叢書名
ちくまプリマー新書
書名
ことばの発達の謎を解く
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2013/01
00128305
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 239p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480688934 |
定価 | 860 |
注記 | 参考にした本、読者におすすめしたい本、論文など:p234〜239 単語も文法も知らない赤ちゃんが、なぜ母語を使いこなせるようになるのか。ことばの意味とは何か、思考の道具としてどのように身につけていくのか。ことばを獲得するプロセスを、発達心理学・認知科学の視点から紐解く。 子どもは言語のどのような要素をどのように学習しているのか、「ことばの意味」についてどのように理解しているのか、「ことばの発達」と「思考の発達」はどのような関係にあるのか。人の知性にとって欠かすことができない言語を、子どもがどのように学んでいくのかを解明する。 |
分類記号1 | 807 研究・指導法・言語教育 |
件名 | 言語発達 ゲンゴ/ハッタツ |
内容細目1 | 〈今井むつみ〉 ノースウエスタン大学心理学博士。慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。玉川大学赤ちゃんラボと共同研究を進めている。著書に「ことばと思考」など。 |
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内容細目1 | はじめに |
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内容細目2 | 第1章 アラミルクガホシイノネ-単語の発見 |
内容細目3 | 1 お母さんのおなかの中ではじまる言語の学習 |
内容細目4 | “she”と“see”-言語によって違う音の単位/“race”と“lace”が聞き分けられないわけ-カテゴリー知覚/いつごろ音素のカテゴリーができるのか |
内容細目5 | 2 人の声から単語を見つける |
内容細目6 | リズムとイントネーションを使う/「チガガ出た」-単語と機能語の区別に気づく/単語をつくる音のパターンを分析する |
内容細目1 | コラム(1) 赤ちゃんの持つ知識をどのように知ることができるのか |
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内容細目2 | 第2章 ヘレン・ケラーのwater事件-ことばの世界の扉を開ける |
内容細目3 | 1 ことばの洞察 |
内容細目4 | ヘレン・ケラーの話/チンパンジーの研究から |
内容細目5 | 2 赤ちゃんの「思い込み」 |
内容細目6 | 単語の意味を教えられるのか?/湯船に落ちた時だけアヒル?-状況とモノを切り離す/グレープフルーツもクロワッサンも「おつきさま」-ことばの意味の範囲/固有名詞か普通名詞か/二歳児の考える「ネケ」の意味 |
内容細目1 | 3 ことばの仕組みを発見する |
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内容細目2 | 子どもにとって「似ている」モノ/「イヌと犬小屋」には同じ名前がつかない/形がないものは別/固有名詞はあとまわし/ことばの仕組みを発見する |
内容細目3 | コラム(2) 心の中にあることばの辞書 |
内容細目4 | 第3章 歯で唇をフム-動詞の意味の推測 |
内容細目5 | 1 動きにも名前がある-動詞と名詞の違いに気づく |
内容細目6 | 「チモッテル」は動作のことば?/ことばの形が名詞と動詞で同じだったら |
内容細目1 | 2 「アゲル」「モラウ」「クレル」-動詞の意味の複雑さ |
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内容細目2 | 「アゲル」「モラウ」「クレル」/「ウサギをチモル」と「ウサギがチモル」/助詞で見極める/目的語が省略されると… |
内容細目3 | 3 「足でナゲル」-動詞の意味を一般化する時の問題 |
内容細目4 | 「ナゲル」と「ケル」/オノマトペって実はすごい |
内容細目5 | 第4章 血圧がヤスイ-モノの性質、色、位置関係の名前の学習 |
内容細目6 | 1 モノの性質の名前 |
内容細目1 | どの性質を指すのか見極める/比較の基準が相対的/くっつく名詞によって変化する/多種多様な反対語/発達段階に即してみると |
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内容細目2 | 2 色の名前 |
内容細目3 | 「アオい」かばんと「ムラサキの」かばん-色の名前の品詞/色の名前のつけ方は言語によって千差万別/色の地図を自分でつくる |
内容細目4 | 3 位置関係の名前 |
内容細目5 | クマの像の前はどっち-何を基準にした「前」か/「前」という語が持つ二つの視点システム/「前」「後」「左」「右」の意味の学習/「前後左右」と「東西南北」 |
内容細目6 | 4 まとめ-全体像がわからないと、単語の意味は学べない |
内容細目1 | 第5章 ことばの発達の謎を解く-発見、創造、修正 |
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内容細目2 | 1 ことばの発達のジレンマ |
内容細目3 | ことばの意味を「知る」とは/語彙という「意味のシステム」 |
内容細目4 | 2 発見 |
内容細目5 | システムの存在を発見する/ことばを創るためのパーツを発見する/システムの中の「似ている」を発見する |
内容細目6 | 3 創造 |
内容細目1 | ことばを創る/学習した知識を創造的に使う/コンピュータにできないこと |
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内容細目2 | 4 修正 |
内容細目3 | 大人の言い方に合わせる/もうボールとは言えない/「修正」しながら単語の意味を深化させる/発見、創造、修正を繰り返す人間 |
内容細目4 | 5 システムが先にできていたら-外国語の学習 |
内容細目5 | コラム(3) 子どもは詩人か? |
内容細目6 | 第6章 言語が思考をつくる |
内容細目1 | 1 ことばによって新しい概念を理解する |
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内容細目2 | 「愛」という概念の理解/抽象的なことばの意味をことばで理解する |
内容細目3 | 2 知識の体系をつくる |
内容細目4 | オカピの胃はいくつ?/ことばを頼りに「同じ種類」を決める |
内容細目5 | 3 ことばが新たな概念を生む |
内容細目6 | 数の概念/数のことばがなかったら |
内容細目1 | 4 ことばの学習が科学的思考の基礎となる |
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内容細目2 | ことばは一貫した基準でカテゴリーをつくる/ことばがつくる「同じ」という概念/科学的発見と「関係のアナロジー」 |
内容細目3 | 終章 読者のみなさんへのメッセージ |
内容細目4 | 参考にした本、読者におすすめしたい本、論文など |