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概要

叢書名
岩波ジュニア新書
書名
音のない世界と音のある世界をつなぐ ユニバーサルデザインで世界をかえたい!
著者名
松森果林著
出版者
岩波書店
出版年月日
2014/06
00114936

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 12,223p
サイズ 18cm
ISBN 9784005007769
定価 860
注記 文献:p217 10代で失聴した著者の日常生活やコミュニケーション、関わってきたことを紹介しながら、「聞こえない・聞こえにくい」側の視点で「ユニバーサルデザイン」について綴る。 だれもが暮らしやすい社会の実現を目指して-。10代で失聴し、「音のある世界と音のない世界をつなぎたい!」と、ユニバーサルデザイン(UD)の道を志した著者。生活用品から公共施設、情報のUD化まで幅広く手掛ける著者の、熱い思いを伝える。
分類記号1
369 社会福祉
件名 聴覚障害 チョウカク/ショウガイ ユニバーサルデザイン ユニバーサル/デザイン
内容細目1 〈松森果林〉 1975年東京都生まれ。筑波技術短期大学デザイン学科卒業。ユニバーサルデザインコンサルタント。井戸端手話の会主宰。著書に「星の音が聴こえますか」「誰でも手話リンガル」など。
内容細目1 はじめに
内容細目2 プロローグ ここは手話カフェです
内容細目3 第1章 静かな大惨事-音のない世界から
内容細目4 震災から見えたこと/障害者の死亡率/「今、何が起こっているの? どうしたらいいの?」/「危険」が聞こえない、ということ/「生字幕」に対応したテレビ局/テレビの字幕とは/だれに対しての手話通訳か?/停電は聴覚障害者のコミュニケーション手段を奪う/「コミュニケーション障害」と「情報障害」/そのとき、被災地の聞こえない子どもたちは/佐々木主磨君の体験/千葉優美さんの体験/三條万里さんの体験/三人の体験から考える/だれもが安心して暮らせるユニバーサルな社会とは
内容細目5 第2章 音のない世界から見た社会
内容細目6 「音のある世界」と「音のない世界」/情報は目から入ってくる/「?」を「!」に/聴覚障害とは?/聴覚障害の種類/聴覚障害の表記のいろいろ/聴覚障害の程度/身体障害者福祉法における聴覚障害者/コミュニケーション手段/音を教えてくれる聴導犬/情報保障とは?
内容細目1 コラム・手話通訳になるためには
内容細目2 第3章 ユニバーサルデザインで世界をかえたい
内容細目3 「普通」って何? 自分らしさって何?/少しずつ聞こえなくなる/一一歳の決心/皆と同じように/聞こえるかどうかテスト/やっぱり「聞こえない」/聞こえないことは外見ではわからない/何でも話せるたった一人の友だち/そして全ての音が消えた/目標が見つかる/「自分らしさ」をつくりあげていく/ユニバーサルデザインとの出会い
内容細目4 第4章 「聞こえない」と「聞こえる」をつなげていく
内容細目5 「共用品ネット」で広がる世界/新しい体験/ママたちの井戸端会議が「井戸端手話の会」へ/気が付けば石の上にも十数年/子どもたちにも広がるユニバーサルデザイン思考/手話通訳がつなげてくれる二つの世界/講演で「伝える」/書いて「伝える」/本が私に伝えてくれたこと/「嬉しい」「楽しい」「面白い」が原動力
内容細目6 第5章 「私だからできる」を仕事に
内容細目1 「聞こえないこと」が強み/当事者の実体験を提案する/ワサビのにおいで火災を知らせる!/羽田空港国際線旅客ターミナルビルのユニバーサルデザインにかかわる/広いスペースとわかりやすいアクセス、そして見やすいサイン/トイレいろいろ/世界初のステップレス搭乗橋/情報を視覚で得る人のために/フライトインフォメーションボード/トイレのフラッシュライト/エレベーターの聴覚ボタン/筆談ボード・コミュニケーション支援ボード/頼もしいコンシェルジュ/テレビ電話による手話対応サービス/違いを乗り越える/CMにも字幕を!/あきらめずに発信を続ける/「できない理由」ではなく「できる方法」を見つける/ついに国が動き出した!/日常のアクシデントをチャンスにかえる/一〇〇回ダメでも一〇一回目はうまくいくかも!/ユニバーサルデザインを広げていくために/仕事を助けてくれるツール/テレビ出演でつながる/疲れたら休もう
内容細目2 主要参考文献・資料
内容細目3 おわりに

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