叢書名
14歳の世渡り術
書名
生き延びるための作文教室
著者名
出版者
河出書房新社
出版年月日
2015/07
00121475
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 222p |
サイズ | 19cm |
ISBN | 9784309616964 |
定価 | 1,300 |
注記 | 作文とは、上手にウソをつくことである! 学校空間を覆っている見えないガラスの壁がどういうものかを明らかにして、個性的に「見える」作文の書き方を伝授する。 学校空間は個性を伸ばす場ではなく、個性を殺す場。そんな学校空間で、個性的な人はどうやって生き延びればいいのか、個性的でない人はどうやって生き延びればいいのか。学校空間を覆っている見えないガラスの壁の正体を明らかにし、個性的な作文・個性的ではない作文を、個性的に「見える」作文に書き換える方法を教える。 |
分類記号1 | 816 作文・文体 |
件名 | 作文 サクブン |
内容細目1 | 〈石原千秋〉 1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に「『こころ』で読みなおす漱石文学」「漱石と三人の読者」「教養としての大学受験国語」など。 |
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内容細目1 | はじめに |
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内容細目2 | 第1章 「自由に書きなさい」のウソ |
内容細目3 | 「安全な答案」とは何か |
内容細目4 | 時と場所をわきまえる |
内容細目5 | 「自分の頭で考えなさい」って、ホントにそうしていいんですか? |
内容細目6 | 自由は恐ろしい |
内容細目1 | 他者の中で自分の位置を決める |
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内容細目2 | 第2章 作文とはウソをつくことである |
内容細目3 | 小説は自由に読んでもいい? |
内容細目4 | 入試国語は紙の上の学校空間だ |
内容細目5 | 学校空間はいつも正しい |
内容細目6 | 学校で教えること |
内容細目1 | 思ってもいけない |
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内容細目2 | 学校空間で許される唯一のウソ |
内容細目3 | 第3章 「私は自由ではない」から出発する |
内容細目4 | ウソをついた自分とは何者か? |
内容細目5 | 人間の証明 |
内容細目6 | ウソがヒトを人間にする |
内容細目1 | 私は「ここ」にしかいられない |
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内容細目2 | 「ここ」という場所の自由 |
内容細目3 | 第4章 「客観的」な立場はない |
内容細目4 | 「客観的」という罠 |
内容細目5 | 判断の基準を変えること |
内容細目6 | 「正解主義」の恐ろしさ |
内容細目1 | 判断は解釈である |
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内容細目2 | 「論理的」はどうだろうか |
内容細目3 | 書くことは決断すること |
内容細目4 | 第5章 君は「ウォークマン」を知っているか |
内容細目5 | 線を引くこと |
内容細目6 | 「個性的な人」はめったにいない |
内容細目1 | 個性は作るもの |
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内容細目2 | 「ウォークマン」という思想 |
内容細目3 | 個性は迷惑 |
内容細目4 | 「読者」を意識すること |
内容細目5 | 文章の神々は細部に宿る |
内容細目6 | 第6章 個性的な作文に見える方法を教えよう |
内容細目1 | 二項対立を使う |
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内容細目2 | 二項対立は権力にかかわる |
内容細目3 | つまらない作文の見本 |
内容細目4 | ちょっとヘンな「だからこそ」 |
内容細目5 | しっくり来ない理由 |
内容細目6 | 「正しいこと」の退屈さに耐えよう |
内容細目1 | 「ふつうは〜しかし」と書こう |
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内容細目2 | 第7章 二項対立で書いてみる |
内容細目3 | 「むかつく」自分を書いてみる |
内容細目4 | 言葉の意味 |
内容細目5 | ストーリー型とプロット型 |
内容細目6 | プロット型で自分を知る |
内容細目1 | 教育は常に正しいか |
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内容細目2 | 教育は可能性を否定する |
内容細目3 | プロット型は発展する |
内容細目4 | 批判を怖れてはいけない |
内容細目5 | 批判に反論しながら書く |
内容細目6 | 批判をそのまま相手に投げ返す方法 |
内容細目1 | 議論の土俵を守る |
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内容細目2 | 黒人差別について |
内容細目3 | 第8章 「多様性」は思考停止のマジックワード |
内容細目4 | 流行とは何か |
内容細目5 | 流行は「自由」の象徴 |
内容細目6 | ロースクールという流行 |
内容細目1 | 思想の「流行語大賞」 |
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内容細目2 | 「多様性」が大流行 |
内容細目3 | 「向き合う」も便利な言葉だ |
内容細目4 | 高度経済成長期の終わり |
内容細目5 | ポストモダン思想と「多様性」 |
内容細目6 | 成長物語の時代 |
内容細目1 | 高度経済成長期と「多様性」 |
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内容細目2 | 反抗期がなくなってきた |
内容細目3 | 第9章 『坊っちゃん』の読書感想文を書く |
内容細目4 | 「ふつう」は隠しておく |
内容細目5 | 審査員特別賞を狙う |
内容細目6 | 正義感溢れる『坊っちゃん』 |
内容細目1 | 無償の愛を捧げる清 |
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内容細目2 | 小説の仕掛けを暴く |
内容細目3 | <坊っちゃん>は君たちの隣人だ |
内容細目4 | 仮想敵を作る |
内容細目5 | 母性批判はNG |
内容細目6 | 清は四国の位置も知らないのか |
内容細目1 | 清は<坊っちゃん>の立身出世を望んでいた |
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内容細目2 | <坊っちゃん>は学歴を手に入れている |
内容細目3 | 校長に職を斡旋してもらっている<坊っちゃん> |
内容細目4 | 常識人・清を書く |
内容細目5 | 文学を読むこと |
内容細目6 | コラム 秘伝! 作文のポイント |
内容細目1 | (1)原稿用紙の使い方と作文の書き方 |
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内容細目2 | (2)ガラスの壁に近づくこと |
内容細目3 | (3)自分の「ここ」を確かめること |
内容細目4 | (4)判断と「正義」を考える |
内容細目5 | (5)ウォークマンと自由を考える |
内容細目6 | (6)「ふつうは〜しかし」を身につけよう |
内容細目1 | (7)「なぜ〜なぜなら」と「もちろん〜しかし」を使ってみる |
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内容細目2 | (8)「多様性」が隠すもの |
内容細目3 | (9)文学の神は細部に宿る |
内容細目4 | 付録 『坊っちゃん』 一 |
内容細目5 | おわりに |