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概要

書名
13歳からの夏目漱石 生誕百五十年、その時代と作品
著者名
小森陽一著
出版者
かもがわ出版
出版年月日
2017/03
00132594

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 159p
サイズ 21cm
ISBN 9784780308952
定価 1,600
注記 夏目漱石略年表:p153〜156 戦争の時代からの問い、恋愛問題の当時と今…。夏目漱石の世界を再発見! 夏目漱石の文学的生涯を解説し、その時代と作品について考察する。2016年8月開催の「中高生のための漱石講座」の内容をもとに書籍化。 「軍国主義」と対峙(たいじ)した生涯、帝国主義戦争下での作家的出発、短篇(たんぺん)を重ねた長篇小説としての後期三部作、「自己本位」の文学…。現代の状況とも重ね合わせつつ、漱石の世界を解説する。中学生や高校生を聴き手として行った授業をもとに書籍化。授業参加者の感想とそれへの応答も掲載。
分類記号1
910.28 個人の伝記及び作家研究
件名 夏目漱石 ナツメ ソウセキ
内容細目1 〈小森陽一〉 1953年東京生まれ。東京大学大学院教授。専門は日本近代文学。夏目漱石研究者。九条の会事務局長。著書に「世紀末の予言者・夏目漱石」「漱石論」など。
内容細目1 まえがき
内容細目2 序章 夏目漱石と私
内容細目3 夏目漱石との出会い
内容細目4 十七歳の『こゝろ』体験
内容細目5 『こゝろ』論争の行方
内容細目6 『漱石研究』と「九条の会」
内容細目1 百年で読み直す漱石小説
内容細目2 一章 「軍国主義」と対峙した生涯
内容細目3 一九一六年の『点頭録』
内容細目4 徴兵制と「送籍」
内容細目5 「日英同盟」から日露戦争へ
内容細目6 二章 帝国主義戦争下での作家的出発
内容細目1 はじめての小説としての初期三部作
内容細目2 『文学論』の理論と実践
内容細目3 「セージ」という同音異義語
内容細目4 読者論としての『文学論』
内容細目5 皮膚の色としての猫たちの名前
内容細目6 「新大陸発見」という暴力の真相暴露
内容細目1 デル・サルトとダ・ヴィンチの時代
内容細目2 三章 日露戦争後文学を担う新聞小説作家誕生
内容細目3 漱石の朝日新聞入社
内容細目4 戦争と新聞記者
内容細目5 入社第一作『虞美人草』
内容細目6 『坑夫』と『夢十夜』
内容細目1 『三四郎』における日露戦争の傷跡
内容細目2 妹たちの運命と兄の引越し
内容細目3 『それから』における日露戦後経済と新聞
内容細目4 『門』における「韓国併合」の影
内容細目5 四章 短篇を重ねた長篇小説としての後期三部作
内容細目6 就職先としての植民地
内容細目1 「高等遊民」としての須永とその叔父
内容細目2 結婚における「人格」と「愛」
内容細目3 『こゝろ』における「時勢」と「個人」
内容細目4 五章 「自己本位」の文学
内容細目5 第一次世界大戦への参戦と「私の個人主義」
内容細目6 『道草』における記憶の蘇り方
内容細目1 六章 生徒の感想とそれへの応答
内容細目2 生徒の感想文から
内容細目3 感想文に寄せて
内容細目4 夏目漱石略年表
内容細目5 あとがき

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