叢書名
ちくまプリマー新書
書名
他者を感じる社会学 差別から考える
著者名
出版者
筑摩書房
出版年月日
2020/11
00131682
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和洋区分 | 和書 |
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ページ | 255p |
サイズ | 18cm |
ISBN | 9784480683878 |
定価 | 880 |
注記 | 誰かを気に入らないと感じるのはなぜ? カテゴリー化という問題、ジェンダーと多様な性、異なる人種・民族という存在…。他者を理解しよう、つながろうとするときに生じる「摩擦熱」の正体を考える。 他者を理解したい、つながりたいと思ったときに必然的に生じる「摩擦熱」が差別の正体。「差別」を考えることで、人は他者を感じることができるようになります。ヘイトスピーチ、「貴い-賎(いや)しい」という人間の見方、外から規定される性差、障害者をめぐるイメージなどを取り上げ、差別について考えます。 |
分類記号1 | 361 社会学 |
件名 | 社会的差別 シャカイテキ/サベツ |
内容細目1 | 〈好井裕明〉 1956年大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。日本大学文理学部社会学科教授。著書に「「今、ここ」から考える社会学」「差別の現在」など。 |
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内容細目1 | はじめに |
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内容細目2 | 第一章 差別とはどんな行為か |
内容細目3 | ヘイトスピーチ/戦争は最大の差別/他者理解の過程で生じる差別 |
内容細目4 | 第二章 差別を考える二つの基本 |
内容細目5 | 差別が姿を現すとき/差別を考えるのに必要なこと/誰にもある差別する可能性/差別を超えるコミュニケーションとは/自分の中にある差別性に気づく/「普通」とは何か |
内容細目6 | 第三章 カテゴリー化という問題-他社理解の「歪み」を考える |
内容細目1 | カテゴリーをあてはめる/一〇〇人いても大丈夫!/バルセロナの人は「関西人」?/時代によって変わる差別の姿/座頭市の「どめくら」と「おめくらさん」/『ズートピア』はユートピア?/思い込みや決めつけからの解放/カテゴリー化という問題とは |
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内容細目2 | 第四章 人間に序列はつけられるのだろうか |
内容細目3 | 「特別」な人間なんているのだろうか/「貴い-賤しい」という人間の見方/「天皇、かわいそうやなぁ」/「穢れ」ている人間っているのだろうか/「貴-賤」「浄-穢」という文化的因習/教えられていない部落差別問題/「不条理で」「理屈に合わない」営み/「人の世に熱あれ、人間に光りあれ」 |
内容細目4 | 第五章 ジェンダーと多様な性 |
内容細目5 | 外から規定される性差/なぜ女生徒の制服はスカートか/それなら、結婚しなければいい!/変わるジェンダーの「あたりまえ」/私もあなたも、「つくり、食べる」人/ホモフォビア(同性愛恐怖・嫌悪)という原点/「知ったかぶり」や「思い込み」から自分を解き放つ/「あるカテゴリー」を生きる人を理解するということ |
内容細目6 | 第六章 障害から日常を見直す |
内容細目1 | “ガイジ”って使ったことありますか/他者の全否定はできない/障害者をめぐるイメージ/憐れみの対象として描く/障害は克服すべきもの?/障害者を「もう一人の他者」として描く/パラスポーツとは何か/能力主義のあやうさ |
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内容細目2 | 第七章 異なる人種・民族という存在 |
内容細目3 | 少子高齢化が日本社会を変える/外国人が珍しかった/「イムジン河」という歌があった/『パッチギ!』が描く在日の「リアル」/「純粋な」日本人って何?/ONE TEAMの衝撃/多民族・多文化共生に驚く/異なる人種・民族の人々と生きるとは |
内容細目4 | 第八章 外見がもつ“危うさ” |
内容細目5 | 外見から他者を理解するということ/日常の儀礼:一人一人の“膜”/外見で印象を操作し続ける私たち/異質な外見と出会う驚き/ユニークフェイス/自分らしい顔で生きる/ぽっちゃり系女子の「生き方」/外見による「決めつけ」を崩す方法 |
内容細目6 | 第九章 差別を考えることの“魅力” |
内容細目1 | 不安のはけ口としての差別/差別をめぐる“残念な”現状とは/性的少数者の「リアル」/重複した障害を生きる人の「リアル」/たとえばアニメから差別を考える/「普通」に息づいている「思い込み」「決めつけ」を洗い出す/「柔らかい、しなやかなこころ」を育もう |
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内容細目2 | おわりに |