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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
ソーシャルワーカーという仕事
著者名
宮本節子著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2013/02
00128560

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 184p
サイズ 18cm
ISBN 9784480688941
定価 780
注記 社会の中の居場所を見失った人を支え育てて、暮らしてゆく環境を整える仕事、ソーシャルワーカー。具体的な活動事例を通して、個人の人生にどう介入するか、個人と社会をどうつなぎ直すかを解説する。 今まで営んでいた生活を維持、継続することが困難となった人と一緒に考え行動し、どうしたらこの困難な事態を緩和し、生活の立て直しを図ることができるかを模索する仕事、ソーシャルワーカー。対象とする個人の人生にどう介入するか、個人と社会をどうつなぎ直すかに焦点を絞って解説します。
分類記号1
369 社会福祉
件名 ケース・ワーカー ケースワーカー
内容細目1 〈宮本節子〉 1943年生まれ。日本社会事業大学卒業。地方公務員福祉上級職等を経て、「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人。著書に「地域に拓かれた施設づくり」など。
内容細目1 プロローグ ヨクミキキシワカリ(宮沢賢治)
内容細目2 第1章 ソーシャルワーカーが対象とする人々
内容細目3 人生を見直すきっかけをつくる/守備範囲は非常に広い/対象とする人々はだれか/四つの類型/働きかけに大切なこと
内容細目4 第2章 ソーシャルワーカーがやっていること
内容細目5 第1話 “なかなか死ねない、のですか?”
内容細目6 まず、声をかける/意欲と手段の程度を見極める/具体的な提案をしてみる/反応が返ってくる/適度な依存、適度な自立
内容細目1 第2話 “その人、確かに放火はしたけど、でも、手加減してます!”
内容細目2 ソーシャルワーカーが闘わなければならない差別/ある知的障害者が起こした放火事件/彼は何をしなかったか/措置入院した時の困難/地域に戻れる環境をつくる/一人暮らしができるよう生活基盤を整える/罪を犯した障害者の社会復帰支援
内容細目3 第3話 その小屋には藤棚があって、手作りベンチがあって
内容細目4 主体は支援を必要とする人/養護老人ホーム入所“指導”/自力で建てた掘立小屋に住む老人/その老人の生活文化は貧しくなかった/本人の意に反した生活を強いられないこと/断固として入院を拒否した老人/生きることの絶望と喜び/日本の高齢社会のひずみ
内容細目5 第4話 “お願い、わたしを施設に入れて”
内容細目6 中学生の少女の訴え/後回しにした二つの問題/父親との対決/児童虐待の四類型/発見されにくい性的虐待/信頼関係が出発点/できることをできる限り
内容細目1 第3章 ソーシャルワーカーの力
内容細目2 相手を動かす三つの要件/知識と技術が重なり合って/受容することと自己決定の尊重/内在する力に働きかける技能と感受性
内容細目3 第4章 ソーシャルワーカーの仕事の広がり
内容細目4 ソーシャルワーカーの起源/一九四五年という転換期/貧困の多様化/広がるソーシャルワーカーの活動範囲
内容細目5 エピローグ 愁ひつつ 岡にのぼれば 花いばら(与謝蕪村)

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