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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
女子のキャリア <男社会>のしくみ、教えます
著者名
海老原嗣生著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2012/10
00128557

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 223p
サイズ 18cm
ISBN 9784480688903
定価 840
注記 どんな観点で会社を選ぶか? 長く働き続けるためにどう立ち回るか? 女性がキャリアを確立するために知っておきたい現実と、男社会を見通す力を「雇用のカリスマ」が伝授する。 専業主婦が姿を消し、共働きがスタンダードになりつつある日本社会。しかし、女性にとって働きやすい会社は本当に少ない。そんな中、女性はどんな観点で会社を選んだらいいのか、長く働き続けるためにどう立ち回ったらいいのか。男社会の現実と、そのしくみを見通す力を、「雇用のカリスマ」と呼ばれる著者が伝授する。
分類記号1
366 労働経済・労働問題
件名 女性労働 ジョセイ/ロウドウ
内容細目1 〈海老原嗣生〉 1964年生まれ。(株)ニッチモ代表取締役。人事・経営誌『HRmics』編集長。著書に「学歴の耐えられない軽さ」「「若者はかわいそう」論のウソ」など多数。
内容細目1 はじめに
内容細目2 第1章 クリスマスケーキってなんですか?-女子のキャリアの歴史
内容細目3 クリスマスケーキと定年三〇歳/働き方は変わったけれど、意識と仕組みが取り残される/女性は永久就職で特権階級?/四大行ったら就職ないよ!/OLモデルのあっけない幕切れ/女性総合職は実質まだ一〇年/キャリアウーマンは外資とベンチャーで生まれた/短い春に終わった第一世代/九〇年代にたくさんの事情が重なり女性総合職は増え始めた/女子の方が男子よりも優秀!/ようやく稼ぎ始めた三〇代女子を辞めさせてはいけない
内容細目4 第2章 男社会って厳しいですか?-企業のホンネ、教えます
内容細目5 大手企業で女性が総合職となってまだ一〇年/意識の面で遅れる大手企業/座談会(1) 女性が普通に働く企業、女性に慮る企業(新旧企業座談会)/女性への特別扱いと甘やかし/なぜ男社会になるのか、どうしてそれはなくならないのか/今でも“現場”は女性配属をいやがる/女性には無理、という慮り/4Rの女性たちの皮肉な境遇/座談会(2) 育成・配属・仕事の任せ方での男女差(銀行・商社座談会)
内容細目6 第3章 女性が輝く会社って本当ですか?-“できる女”でわかるその会社の女子活用度合い
内容細目1 “できる女性”のロールモデル/「4Rと象徴人事」が女性進出の第二段階/輝く先輩が“体育会系女子”なら、本格女性登用にあと一歩/“女性らしさの尊重”は外資や新興企業では語られない不思議/志向に合わせた就職指南/体育会系女子がリーダーの会社で働く女性は、どう対処すべきか/4R部署で生き残る人材になるためには/まだ総合職女性がいない会社で事務職をしている人は/座談会(3) 頑張れる女性、頑張れない女性
内容細目2 第4章 事務職ってダメな生き方ですか?-複線ワーカーの庶務は、驚くほど強いキャリア
内容細目3 「甘やかす」か「こき使う」のどちらか/できる庶務とは?/ほとんどの事務職女性が単線ワーカー/資格や知識よりも「腕」が重要/資格や語学がかえってキャリアを狭める/できる事務職なら、大手でもしだいに長期勤務が可能に/庶務ドリームを実現した彼女
内容細目4 第5章 「配慮」はされるが「理解」はされない。ママキャリの苦闘-両立の危機に直面する30代女子
内容細目5 欧米だって女性進出が始まってまだ三〇〜四〇年/理念ではなく、社会要因が女性進出のきっかけ/女性は働く機械ですか?/女性が働きやすい社会になるまでの六つのステージ/ワーキング・ウイメン・コンフリクト/バリキャリ系女性は三つの選択肢/いよいよ「意識」が問題となる時代/上司たちは、“こんなに配慮しているのに”と思っている/夫は、“古来、家事育児は女性が優れる”と考えがち
内容細目6 第6章 「35歳」が女性を苦しめ過ぎている-20代に修学・就職・仕事・恋愛・結婚・出産なんて
内容細目1 かつて日本の女性は、四〇代前半で普通に子供を産んでいた/特定の多産者が、出生率を上げていたのか?/初産だと厳しい?/不用意に“悲観させる”粗データ/くわえて現代ならば、さらに高度医療まである/障害児出産について考えるべきこと/注目論文で読み解く、不妊治療効果/四〇代前半の出産に対する指導が不足/なぜ、そんなに若い女性を追い詰めるのか/女性のキャリアは一五年に延びた、さらにあと五年が勝負
内容細目2 おわりに 五〇歳の私に、何が残せるのですか?

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