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概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名
中高生からの日本語の歴史
著者名
倉島節尚著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2019/03
00128265

利用状況

詳細

和洋区分
和書
ページ 230p
サイズ 18cm
ISBN 9784480683458
定価 860
注記 文献:p222〜224 言葉は私たちの暮らしを映し出す鏡。普段何気なく使っている言葉には、数々の複雑な歴史や秘密が隠されている。日本語の成り立ちや仕組みを解説し、美しく使いこなすための技を伝える。 時代を追って日本の社会は変化し、そこに暮らす人々の生活や言葉にも変化が生まれた。古代から現代まで、時代とともに日本語がどのように変化してきたのかを、社会の状態や生活の様子を考えながら、具体的な例を挙げて解説する。
分類記号1
810 日本語
件名 日本語-歴史 ニホンゴ-レキシ
内容細目1 〈倉島節尚〉 1935年長野県生まれ。東京大学文学部国語国文学科卒業。三省堂に入社。以後、30年間国語辞典の編集に携わる。「大辞林」(初版)の編集長。大正大学名誉教授。著書に「辞書と日本語」等。
内容細目1 はじめに
内容細目2 一 世界にはいくつの言語があるか
内容細目3 二 日本語はどの語族に属するのか
内容細目4 三 日本語を話す人は何人いるのか
内容細目5 四 日本語は難しい言語か
内容細目6 第1章 文字との出会い-奈良時代以前の日本語
内容細目1 一 金石文
内容細目2 二 漢字の伝来
内容細目3 三 漢字に音と訓が定着する
内容細目4 四 古代、ハ行音はパ行音だった?
内容細目5 第2章 知識人たちの言葉-奈良時代の日本語
内容細目6 一 [音韻]幻のルールに満ちた時代
内容細目1 二 [表記]万葉仮名の工夫
内容細目2 三 [語彙]短かった名詞
内容細目3 四 [文章・文体]書物編纂がさかんに
内容細目4 第3章 貴族文化が花開く-平安時代の日本語
内容細目5 一 [性格]京都の貴族の言葉
内容細目6 二 [音韻]ファ行の消滅
内容細目1 三 [表記]ひらがな・カタカナの発明
内容細目2 四 [語彙]漢語が広まる
内容細目3 五 [文法・語法]和歌にも文章にも係り結びが
内容細目4 六 「あめつち」「たゐに」「いろは」「五十音図」
内容細目5 第4章 僧侶・武士中心の文化-鎌倉時代の日本語
内容細目6 一 [性格]近代への過渡期
内容細目1 二 [表記]仮名の使用が広まる
内容細目2 三 [語彙]漢字尊重の風潮
内容細目3 四 [文章・文体]武士の力強さが全面に
内容細目4 第5章 民衆の台頭-室町時代の日本語
内容細目5 一 [性格]近代日本語へ向かう
内容細目6 二 [音韻]消えた音と生まれた音
内容細目1 三 [表記]文化が礼法と結びつく
内容細目2 四 [語彙]優美な女房詞
内容細目3 五 [文体]和漢混合文の流行
内容細目4 六 [文法・語法]単純化への流れ
内容細目5 第6章 近代の幕開け-江戸時代の日本語
内容細目6 一 [性格]多様化する言葉
内容細目1 二 [音韻]音が減る
内容細目2 三 [表記]漢字が庶民に普及
内容細目3 四 [語彙]漢語の定着
内容細目4 コラム 幕末に編纂された三大辞書
内容細目5 五 [文法・語法]豊かになる待遇表現
内容細目6 六 [文章・文体]言文が二分化する
内容細目1 七 江戸語と方言
内容細目2 八 国学者の日本語研究
内容細目3 コラム 日本語の研究を行った学者たち
内容細目4 九 英語で説明された国語辞典-『和英語林集成』
内容細目5 第7章 西欧文化との出会い-近代(明治・大正)の日本語
内容細目6 一 [性格]ヨーロッパ化の機運が高まる
内容細目1 二 [音韻]東京式アクセントと京阪式アクセント
内容細目2 三 [表記]漢字使用の制限へ
内容細目3 四 [語彙]和製漢語がつくられる
内容細目4 五 [文法・語法]受け身表現の一般化
内容細目5 六 [文体・文章]言文一致運動
内容細目6 七 新聞・雑誌・書籍の刊行
内容細目1 八 近代的国語辞典の誕生
内容細目2 九 機械によるコミュニケーションの発達と共通語
内容細目3 第8章 激動する昭和時代の日本語
内容細目4 一 [音韻]外来語の影響
内容細目5 二 [表記]常用漢字表などの告示
内容細目6 三 [語彙]和製英語の登場
内容細目1 四 [文法・語法]ら抜き言葉が広がる
内容細目2 五 ことわざの解釈に変化
内容細目3 六 マスメディアの発達
内容細目4 七 電話の普及
内容細目5 八 昭和時代の国語辞典
内容細目6 第9章 IT全盛の時代-平成時代の日本語
内容細目1 一 いつでもどこでも
内容細目2 二 パソコン利用が普及-e‐mailが日常化する
内容細目3 三 電子辞書の実用化
内容細目4 四 若者が生んだ新しい表現
内容細目5 五 現代の敬語表現
内容細目6 おわりに
内容細目1 一 日本語史の時代区分
内容細目2 二 記録された日本語
内容細目3 三 変化はさまざまな部分に現れる
内容細目4 四 変化が続く日本語
内容細目5 参考文献
内容細目6 あとがき
内容細目1 索引

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