資料詳細

概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名1
中学生からの哲学「超」入門
書名2
自分の意志を持つということ
著者名
竹田青嗣著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2009/07
00130408

利用状況

詳細

和洋区分
和書
定価 800
ページ 207p
サイズ 18cm
ISBN1 9784480688194
注記 自分とは何か。なぜ宗教は生まれたのか。人を殺してはいけない理由は何か。何となく幸福じゃないと感じるのはなぜなのか…。その疑問には、じつは昔から考え尽くされた結論が出ている。悩みや疑問に対する哲学的考え方を紹介。 自分とは何者か、なぜルールがあるのか、幸福とはなにか…。答えのない問題を悩んでいませんか?若いころの「理想と挫折(ざせつ)」の構造、人間関係の基本原理、自分をスポイルする欲望など、人間の悩みや疑問に対する哲学的な考え方を紹介します。
件名 哲学 テツガク
内容細目1 〈竹田青嗣〉 1947年大阪生まれ。在日韓国人二世。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学国際教養学部教授。哲学・文芸批評専攻。著書に「フロイト思想を読む」「完全解読ヘーゲル「精神現象学」」など。
内容細目1 まえがき
内容細目2 Ⅰ 自分とは何者か
内容細目3 神経症-私はなぜ哲学者になったか
内容細目4 学園紛争の時代
内容細目5 パニック障害になる
内容細目6 金縛り
内容細目1 原因は二つの挫折?
内容細目2 民族問題の自覚
内容細目3 はじめの「信念」はそのまま信じるな
内容細目4 文学はせっつかない
内容細目5 フロイトの「夢判断」にハマる
内容細目6 夢判断では自分の「真実」はつかめない
内容細目1 確信には「度合い」がある
内容細目2 「納得」してから症状が改善
内容細目3 心の問題は絶対的な答えは取り出せない
内容細目4 大事なのは「正しさ」ではなく、「他者と調整可能かどうか」
内容細目5 欲望論哲学の出発点
内容細目6 若いころの「理想と挫折」の構造
内容細目1 「不幸の意識」
内容細目2 「世界」には自己修復力がある
内容細目3 価値は「関係」で決まる
内容細目4 欲望がなければ、世界の意味の秩序は形成されない
内容細目5 とことん壊れる経験がないと、世界は深まらない
内容細目6 Ⅱ 世界はどうなっているか
内容細目1 宗教のテーブルと哲学のテーブル
内容細目2 宗教も哲学も「世界説明」の方法
内容細目3 「自我の不安」から宗教は生まれた
内容細目4 「真理」を求め合うゲーム
内容細目5 宗教は「物語」で世界を説明する
内容細目6 哲学は「概念」と「原理」を使う
内容細目1 哲学は、よりよい原理に交換可能な言語ゲーム
内容細目2 哲学のテーマ-「神」と「形而上学」について
内容細目3 哲学と宗教では「方法」が違う
内容細目4 答えがない問いを考え続けるのが哲学?
内容細目5 「形而上学」を徹底的に終わらせたカント
内容細目6 世の中には、問うても決着のつかないことがある
内容細目1 哲学と科学は原理を取りかえながら必ず少しずつ前進している
内容細目2 簡単に誰もが一致できる答えが出なくなった理由
内容細目3 哲学の神との決着のつけ方
内容細目4 宗教と哲学の弱点
内容細目5 事実と本質の違い
内容細目6 宗教は「権威のゲーム」になっていく傾向がある
内容細目1 哲学はどんどん難しくなっていく傾向がある
内容細目2 懐疑論と詭弁論
内容細目3 何とでも言える
内容細目4 宗教の未来は
内容細目5 自由の相互承認
内容細目6 Ⅲ なぜルールがあるのか
内容細目1 大貧民ゲームで近代社会を体験する
内容細目2 大貧民ゲーム
内容細目3 本質直観ゲーム
内容細目4 社会とはどういうゲームか?
内容細目5 ルール権限
内容細目6 見えない権力?
内容細目1 社会のルールと人間のルール-なぜ人を殺してはいけないか
内容細目2 自己ルールについて
内容細目3 「自己」について考えること
内容細目4 人間関係の基本原理
内容細目5 Ⅳ 幸福とは何か
内容細目6 ガウェインの結婚-「自分の意志を持つこと」
内容細目1 歴史を学ぶ意味
内容細目2 人間は「意味」の中を生きている
内容細目3 「ガウェインの結婚」
内容細目4 「勉強する意味」とは何だったか
内容細目5 人間が自由になるための三つの基本条件
内容細目6 達成されてしまった「自由」の目標
内容細目1 現代のニヒリズムと「一般欲望」
内容細目2 資本主義が起こる条件
内容細目3 お金への欲望
内容細目4 「悪の根源」と「誤謬推理」
内容細目5 「本質的原因」と「派生的原因」を区別する
内容細目6 「一般欲望」では八割の人が不幸になる
内容細目1 欲望はわれわれの主人であり、育ての親である
内容細目2 すべては「ファンタジー」である
内容細目3 自分をスポイルする欲望
内容細目4 自分の「自由の条件」を作り直す