資料詳細

概要

叢書名
ちくまプリマー新書
書名1
われわれはどこへ行くのか?
著者名
松井孝典著
出版者
筑摩書房
出版年月日
2007/02
00128516

利用状況

詳細

和洋区分
和書
定価 700
ページ 142p
サイズ 18cm
ISBN1 9784480687548
注記 文明とは? 環境とは? 生命とは? 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か?」を問わなければならない。宇宙の始まりから人類の運命までスッキリわかる、壮大なスケールの地球学的人間論。 ミトコンドリアDNAの跡をたどっていくと、現生人類はすべて、アフリカにいたひとりの女性につながっていることになる。では、われわれとは何か?文明とは?環境とは?生命とは?宇宙の始まりから人類の運命まで、地球学的人間論がスッキリわかる一冊。
件名 宇宙 ウチュウ 地球 チキュウ
内容細目1 〈松井孝典〉 1946年静岡県生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。86年『ネイチャー』に発表した「水惑星の理論」に関する論文で世界的に知られる。著書に「松井教授の東大駒場講義録」等。
内容細目1 第一章 われわれはどこから来たのか
内容細目2 われわれとは何か
内容細目3 生物学的な意味でのわれわれ
内容細目4 われわれは「地球システム」の中に「人間圏」をつくって生きている
内容細目5 「地球学的人間論」でなければ文明も環境も語れない
内容細目6 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か」を問わなければならない
内容細目1 部分ではなく、全体を見なければ意味がない
内容細目2 地球を外から見る
内容細目3 地球システムという発想
内容細目4 地球システムの「構成要素」
内容細目5 「駆動力」が構成要素に「関係性」を生む
内容細目6 第二章 われわれはどこへ行くのか
内容細目1 人間圏と生物圏の違い
内容細目2 農耕牧畜をはじめたときに「人間圏」はできた
内容細目3 文明とは、「人間圏」をつくって生きる生き方
内容細目4 人間圏もまたシステムである
内容細目5 江戸時代のフロー依存型人間圏
内容細目6 明治以降のストック依存型人間圏
内容細目1 現在の人間圏では地球の時間が一〇万倍の速さで進む
内容細目2 時間をゆっくりさせるには
内容細目3 地球も自分の体も、地球のものであるということ
内容細目4 「レンタルの思想」で生きる
内容細目5 何のために豊かになるのか
内容細目6 勝ち組・負け組という空疎な発想
内容細目1 経済的な価値観では人間圏は安定に保てない
内容細目2 五億年後、地球から生物圏は消える
内容細目3 人間圏は今世紀半ばに破綻する
内容細目4 第三章 地球生命とアストロバイオロジー
内容細目5 「生命とは何か」は答えられない
内容細目6 地球上の生命とは何か
内容細目1 アストロバイオロジー
内容細目2 火星-過去に地球と似た地表環境の惑星
内容細目3 火星移住計画は実現可能か
内容細目4 エウロパ-氷の下に海が広がる衛星
内容細目5 タイタン-メタンの雲が湧き、メタンの雨が降る衛星
内容細目6 生物学が普遍的なものになるには
内容細目1 われわれの宇宙は特殊である
内容細目2 この宇宙は宇宙人に満ちあふれた宇宙か?
内容細目3 生物学では宇宙人を議論できない
内容細目4 第四章 地球環境の歴史
内容細目5 太陽は年々明るくなっている
内容細目6 「暗い太陽のパラドックス」が生まれる理由
内容細目1 地球システムは太陽光度の変化に応答する
内容細目2 文明は石灰岩と大理石を使う
内容細目3 大気中のCO2量を調節して気温を一定に保つ
内容細目4 今の環境問題は、地球システムの理解なくして考察できない
内容細目5 地球のことを知らない人が語る地球環境問題
内容細目6 汚染が悪なら地球の歴史は悪の歴史である
内容細目1 第五章 われわれの宇宙はどうやって生まれたか
内容細目2 太陽系はどうやって生まれたか
内容細目3 地球が地球になるまで
内容細目4 地球生命はいつから存在したか
内容細目5 分化-歴史の本質
内容細目6 生命はどのように誕生したか
内容細目1 銀河系はどうやって生まれたのか
内容細目2 宇宙はどうやって生まれたか
内容細目3 宇宙の元素組成はどのようにつくられたか
内容細目4 ビッグバン以前は何か?
内容細目5 あとがきにかえて-「わかる」とはどういうことか
内容細目6 考えても意味のないこと
内容細目1 「わかる」と「納得する」の違い